Windsurfの設定 - プラグイン
概要
Windsurfは、複数のプラットフォームでAI支援コーディング機能を提供している。
Windsurf Editor (スタンドアロンIDE)、JetBrains IDEプラグイン、Vim/Neovimプラグインの3つのプラットフォームで利用可能である。
Windsurf EditorはVS Code (Code-OSS) をベースとしたスタンドアロンIDEであり、Cascade AIエージェントとWindsurf Tabが完全に統合されている。
JetBrains IDEプラグインは主要なJetBrains IDEに対応し、Cascade機能を提供する。
Vim / Neovimプラグインは自動補完機能を提供するが、現在はメンテナンスモードである。
Windsurfのインストールの詳細は、AIモデル - Windsurfのページを参照すること。
対応プラットフォーム一覧
下表に、Windsurfが提供するプラットフォームの比較を示す。
| プラットフォーム | 種別 | AI補完 | Cascade | 対応バージョン | ステータス |
|---|---|---|---|---|---|
| Windsurf Editor | スタンドアロンIDE | フル対応 | フル対応 | 最新版 | アクティブ |
| JetBrains IDE | プラグイン | 対応 | 対応 | 2023.3以降 | アクティブ |
| Vim | プラグイン | 対応 | 非対応 | 9.0.0185以降 | メンテナンスモード |
| Neovim | プラグイン | 対応 | 非対応 | 0.6以降 | メンテナンスモード |
Windsurf Editor
VS Codeフォークの特徴
Windsurf EditorはVS Code (Code-OSS) をベースとしたスタンドアロンIDEである。
VS Codeとの互換性を以下に示す。
- エディタ基盤
- VS Code (Code-OSS) と同一のエディタエンジンを使用
- キーバインド
- VS Code標準のキーバインドをサポート (カスタマイズ可能)
- 設定ファイル
- VS Code互換のsettings.jsonを使用
- ターミナル
- 統合ターミナルを搭載
Windsurf固有の拡張機能を以下に示す。
- Cascadeパネル
- AIエージェントとの対話インターフェース
- Windsurf Tab
- Supercomplete / Autocomplete によるAI自動補完
- フロー認識
- ユーザアクションのリアルタイム追跡
- Memories
- 会話間のコンテキスト自動保存
Open VSXマーケットプレイス
Windsurf Editorは、Microsoft VS Codeマーケットプレイスではなく、Open VSXマーケットプレイスを拡張機能のソースとして使用する。
Open VSXの特徴を以下に示す。
- Eclipse Foundationが管理するオープンソースのVS Code拡張機能マーケットプレイス
- VS Codeマーケットプレイスの拡張機能の多くがOpen VSXにも公開されている
- 一部の拡張機能 (Microsoft製の一部等) は、Open VSXでは利用できない場合がある
| 項目 | VS Code Marketplace | Open VSX |
|---|---|---|
| 管理者 | Microsoft | Eclipse Foundation |
| 対応エディタ | VS Code | Windsurf, VSCodium, Gitpod等 |
| 拡張機能数 | 約50,000以上 | 約5,000以上 |
| ライセンス | プロプライエタリ | オープンソース |
| Microsoft製拡張機能 | 利用可能 | 一部利用不可 |
拡張機能のインストール方法
マーケットプレイスからのインストール
- [Ctrl] + [Shift] + [X]キーを同時押下して、拡張機能パネルを開く。
- 検索バーで拡張機能名を入力する。
- [Install]を選択してインストールする。
.vsixファイルからの手動インストール
Open VSXで利用できない拡張機能を手動でインストールする方法を以下に示す。
- .vsixファイルを入手する。(GitHubリリースページ等)
- コマンドパレット ([Ctrl] + [Shift] + [P]キー) を開く。
- [Extensions: Install from VSIX...]を選択する。
- .vsixファイルを選択してインストールする。
人気の拡張機能
下表に、Windsurf Editorで利用可能な人気の拡張機能を示す。
| 拡張機能名 | カテゴリ | 説明 |
|---|---|---|
| Japanese Language Pack | 言語 | 日本語UI |
| ESLint | リンター | JavaScript/TypeScriptのリント |
| Prettier | フォーマッタ | コードの自動フォーマット |
| GitLens | Git | Git履歴の可視化 |
| Python | 言語サポート | Python開発支援 |
| C/C++ | 言語サポート | C/C++開発支援 |
| Docker | コンテナ | Docker管理 |
| Vim | エディタ | Vimキーバインド |
JetBrains IDEプラグイン
対応IDE一覧
下表に、JetBrains IDEプラグインが対応するIDEを示す。
| IDE | 主な対象言語 | 最小バージョン |
|---|---|---|
| IntelliJ IDEA | Java, Kotlin | 2023.3以降 |
| PyCharm | Python | 2023.3以降 |
| WebStorm | JavaScript, TypeScript | 2023.3以降 |
| GoLand | Go | 2023.3以降 |
| PHPStorm | PHP | 2023.3以降 |
| CLion | C, C++ | 2023.3以降 |
| RubyMine | Ruby | 2023.3以降 |
| Rider | C#, .NET | 2023.3以降 |
| DataGrip | SQL, データベース | 2023.3以降 |
機能と制限
JetBrains IDEプラグインで利用可能な機能とWindsurf Editorとの機能差を以下に示す。
| 機能 | JetBrains IDEプラグイン | Windsurf Editor |
|---|---|---|
| AI自動補完 | 対応 | 対応 |
| Cascade (Write/Chat) | 対応 | 対応 |
| Windsurf Tab | 対応 | 対応 (Supercomplete含む) |
| MCPサーバ | 対応 | 対応 |
| Arena Mode | 非対応 | 対応 |
| Memories | 対応 | 対応 |
| フロー認識 | 一部対応 | フル対応 |
リモート開発設定
JetBrains Gatewayでリモート開発を行う場合、専用のプラグインが必要である。
- プラグイン名
- Windsurf (Remote Development)
- 最小バージョン
- 2025.1.3以降
- インストール方法
- JetBrains Gatewayの[Plugins] - [Marketplace]から検索してインストールする。
Vim / Neovimプラグイン
windsurf.vim
Vim向けのプラグインの概要を以下に示す。
- 対応バージョン
- Vim 9.0.0185以降
- リポジトリ
- 提供機能
- AI自動補完
- ステータス
- メンテナンスモード
インストール例 (vim-plug) を以下に示す。
call plug#begin()
Plug 'Exafunction/windsurf.vim', { 'branch': 'main' }
call plug#end()
主要なコマンドを以下に示す。
:Codeium Auth- 認証を実行する。
:Codeium Enable- 補完を有効化する。
:Codeium Disable- 補完を無効化する。
windsurf.nvim
Neovim向けのプラグインの概要を以下に示す。
- 対応バージョン
- Neovim 0.6以降
- リポジトリ
- 依存
- plenary.nvim, nvim-cmp
- 提供機能
- AI自動補完
- ステータス
- メンテナンスモード
インストール例 (lazy.nvim) を以下に示す。
{
"Exafunction/windsurf.nvim",
dependencies = {
"nvim-lua/plenary.nvim",
"hrsh7th/nvim-cmp",
},
config = function()
require("codeium").setup({})
end,
}
メンテナンスモードの注意
Vim/Neovimプラグインは現在メンテナンスモードである。
Cascade等の最新AI機能は、Windsurf Editor または JetBrains IDEでの利用を推奨する。
メンテナンスモードでは、重大なバグ修正のみが提供され、新機能の追加は行われない。
対応プログラミング言語
Windsurfは70以上のプログラミング言語に対応している。
下表に、主要な対応言語をカテゴリ別に示す。
| カテゴリ | 言語 |
|---|---|
| Web開発 | JavaScript, TypeScript, HTML, CSS, SCSS, PHP, Ruby, Svelte, Vue |
| システムプログラミング | C, C++, Rust, Go, Zig |
| データサイエンス | Python, R, Julia, MATLAB |
| モバイル開発 | Swift, Kotlin, Dart, Objective-C |
| JVM言語 | Java, Scala, Groovy, Clojure |
| .NET言語 | C#, F#, VB.NET |
| スクリプト言語 | Bash, PowerShell, Perl, Lua, Ruby, Python |
| 関数型言語 | Haskell, Erlang, Elixir, OCaml, F# |
| マークアップ・設定 | Markdown, LaTeX, YAML, JSON, XML, TOML |
| データベース | SQL, GraphQL |
| ハードウェア記述 | Verilog, VHDL, SystemVerilog |
| その他 | Assembly, Fortran, COBOL, Lisp, Prolog |
VS Code / Cursorからの設定インポート
Windsurf Editorは、他のエディタからの設定インポート機能を提供する。
VS Codeからのインポート
Windsurf Editorの初回起動時にVS Codeからの設定インポートが提案される。
インポートされる項目を以下に示す。
- ユーザ設定 (settings.json)
- キーバインド (keybindings.json)
- インストール済み拡張機能 (Open VSXで利用可能なもの)
- カラーテーマ
- スニペット
インポートされない項目を以下に示す。
- Microsoft固有の拡張機能 (Live Share等)
- VS Codeマーケットプレイスのみに存在する拡張機能
- ワークスペース設定
Cursorからのインポート
CursorからWindsurfへの設定移行も可能である。
- Cursorの設定をエクスポートする。
- Windsurf Editorの初回セットアップでインポートを選択する。
- インポートされた設定を確認・調整する。
インポート後の調整
インポート後、以下の設定を確認することを推奨する。
- Open VSXで利用できない拡張機能の代替を検索する。
- Windsurf固有の設定 (Cascade、Windsurf Tab等) を追加する。
- キーバインドの競合がないか確認する。
Claude Codeプラグインとの比較
下表に、WindsurfとClaude Codeのプラグインエコシステムの比較を示す。
| 項目 | Claude Code | Windsurf |
|---|---|---|
| 種別 | CLIツール | IDE (Editor + プラグイン) |
| IDE統合 | VS Code拡張機能として利用可能 | スタンドアロンIDE + JetBrainsプラグイン |
| マーケットプレイス | VS Code Marketplace | Open VSX |
| エディタベース | CLIネイティブ | VS Code (Code-OSS) |
| JetBrains対応 | なし | 対応 (9つのIDE) |
| Vim/Neovim対応 | なし (ターミナルベース) | 対応 (メンテナンスモード) |
| 拡張機能互換性 | VS Code拡張機能 | Open VSX拡張機能 |
| 設定インポート | なし | VS Code / Cursor対応 |
トラブルシューティング
拡張機能がインストールできない
- Open VSXマーケットプレイスへの接続を確認する。
- プロキシ環境の場合、プロキシ設定を確認する。
- Windsurf Editorを最新バージョンに更新する。
Open VSXで見つからない拡張機能
- 拡張機能のGitHubリリースページから.vsixファイルをダウンロードする。
- コマンドパレットから[Extensions: Install from VSIX...]を選択して、手動インストールする。
- 代替の拡張機能をOpen VSXで検索する。
JetBrainsプラグインが動作しない
- JetBrains IDEのバージョンが2023.3以降であることを確認する。
- プラグインを最新版に更新する。
- IDEを再起動する。
- リモート開発の場合、Windsurf (Remote Development) プラグインがインストールされているか確認する。
Vim / Neovimプラグインの問題
:Codeium Authで認証を再実行する。- プラグインを最新版に更新する。
- Vim / Neovimのバージョンが要件を満たしているか確認する。
参考リンク
- Windsurf Download
- Windsurf JetBrains Plugin - Getting Started
- windsurf.vim - GitHub
- windsurf.nvim - GitHub
- Open VSX Registry