SQL Server - データ型

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概要



文字列型

  • char
    固定長の半角文字列を格納。
    例: JANコードや空港コード等。


  • nchar
    固定長の全角文字列を格納。
    例: 会社の部署に漢字2文字の略称(営管、開発)を付与している場合等。


  • varchar
    可変長の半角文字列を格納。
    英語の商品名やローマ字の氏名等。


  • nvarchar
    可変長の全角文字列を格納。
    日本語の商品名、日本語の氏名、日本語でのメモ等、日本語環境では使用頻度が高い。


名称は、以下のような規則になっている。

  • char / nchar
    固定長
  • varchar/nvarchar
    可変長
  • nchar / nvarchar
    Unicode(全角文字がある場合に推奨)
  • char / varchar
    ASCII(半角英数字記号)


詳細は、以下のWebサイトを参照すること。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms176089.aspx (char および varchar)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms186939.aspx (nchar および nvarchar)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms175055.aspx (char 型と varchar 型のデータの使用)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ms191200.aspx (Unicode データの使用)

※補足
上記のWebサイトの"Unicodeデータの使用"の末尾において、
"次の点を除き、nchar、nvarchar、ntextは、それぞれchar、varchar、textと同じです。"以下の部分に、
5番目に記載されている内容が重要である。

Unicode定数は先頭にNを付けて指定します。つまり、「N'Unicode 文字列'」と指定します。
はじめのうちは理屈はともかく、そういうルールだと覚えておいてください。


ただし、varcharにおいて、日本語はShift-JISで格納されるため、日本語が使用できる。
また、データベースアクセスの視点では、ページ分割、インデックス、パフォーマンス等の知識が必要になる。
視点によって必要とされる知識は異なるが、最初は上記の内容の理解でよい。