電子回路 - DCモータ

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概要



GND

マイコンでDCモータを制御する場合、共通GNDを使用する。

信号の基準電位を合わせる必要がある。
例えば、L293ドライバICは、マイコンからのロジック信号を受けてモータを制御する。
異なる電源系統間で正しく信号をやり取りするためには、共通の基準電位が必要となる。

ノイズ対策では、完全に分離されたGNDを使用するとGND間に電位差が生じる可能性があり、誤動作の原因となる。
共通GNDを使用することにより、このような問題を防ぐことができる。

基板設計において、GNDの面積を大きくしてインピーダンスを低く保つ。
モータ駆動時の大電流による電圧降下の影響を最小限に抑えるため、GNDパターンは太く設計する。

※注意
モータ駆動時のノイズがマイコンの動作に影響を与えないように、適切なデカップリングコンデンサを配置する。
配線は可能な限り短くして、大電流経路とロジック信号経路を離して配置する。