「インストール - Xdebug」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
123行目: 123行目:
<br>
<br>
PHPプロジェクトのワークスペースにlaunch.jsonを追加して、以下のように設定を記述する。<br>
PHPプロジェクトのワークスペースにlaunch.jsonを追加して、以下のように設定を記述する。<br>
VSCodeのメイン画面左にある[デバッガ]アイコンから歯車アイコンを押下してPHPを選択すると、launch.jsonファイルが自動作成される。<br>
  "version": "0.2.0",
  "version": "0.2.0",
  "configurations": [
  "configurations": [
143行目: 144行目:
     }
     }
  ]
  ]
<br>
以下に、プロジェクト構成ファイルであるlaunch.jsonファイルの設定項目の意味を示す。<br>
* Listen for XDebug
*: XDebugの指定されたポート(初期は9000番)でリッスンを開始する。
*: XDebugを構成する場合、Webブラウザを使用してWebサーバに要求を行う、または、CLIスクリプトを起動するたびにXDebugが接続して、
*: ブレークポイントや例外等で停止することができる。
*: 現在開いているスクリプトをCLIとして起動した後、デバッグコンソールに全てのstdout / stderr出力を表示して、
*: スクリプトが終了するとデバッグセッションを終了します。
<br>
* request
*: launchに設定する。
* hostname
*: XDebugをリッスンする時にバインドするアドレス(標準 : 使用可能な場合は全てのIPv6接続、それ以外は全てのIPv4接続)
* port
*: XDebugをリッスンするポート(標準 : 9000番)
* stopOnEntry
*: スクリプトの開始時に中断するかどうか(標準 : false)
* pathMappings
*: PCのローカルソースパスにマッピングされているサーバパスのリスト
*: 詳細は、リモートホストのデバッグを参照すること。
* log
*: VSCodeとアダプタ間の全ての通信をデバッグコンソールに記録するかどうか。
*: さらに下のトラブルシューティングを参照してください。
* ignore
*: エラーを無視する必要があるglobパターンのオプションの配列
*: 例 : **/vendor/**/*.php
* xdebugSettings
*: XDebugのリモートデバッグの設定をオーバーライドして、XDebugをニーズに合わせて微調整できる。
*: 例えば、max_childrenとmax_depthを操作して、取得する配列、オブジェクトの子の最大数、配列やオブジェクト等の構造体の最大深度を変更できる。
*: これにより、デバッガを高速化できる。
*: 設定できる機能名の完全なリストについては、XDebugのドキュメントを参照すること。
* max_children
*: 最初に取得する配列またはオブジェクトの子の最大数。
* max_data
*: 最初に取得する変数データの最大量。
* max_depth
*: 配列、ハッシュ、オブジェクト構造をIDEに送信する時、デバッガエンジンが返す可能性のある最大の深さ。
* show_hidden
*: この機能は、プロパティ(クラスのプライベートメンバ等)に関する詳細な内部情報が必要な場合に、IDEによって設定できる。
*: 例えば、この値を<code>0</code>にすると、非表示のメンバがIDEに表示されないことを意味する。
<br>
CLIデバッグの固有のオプション<br>
* prgram
*: 起動する必要のあるスクリプトへのパス。
* args
*: スクリプトに渡される引数。
* cwd
*: スクリプトの起動時に使用する現在の作業ディレクトリ。
* runtimeExecutable
*: スクリプトの起動に使用されるPHPバイナリ(Windowsの場合、php.exe)へのパス。
* runtimeArgs
*: PHPバイナリ(Windowsの場合、php.exe)に渡す追加の引数。
* externalConsole
*: デバッグコンソールではなく、外部コンソールウィンドウでスクリプトを起動する。(標準 : false)
* env
*: スクリプトに渡す環境変数。
<br><br>
<br><br>


案内メニュー