「トランジスタ - トランジスタの種類と特徴」の版間の差分

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*: 回路記号は、エンハンスメント形にあった隙間がない。
*: 回路記号は、エンハンスメント形にあった隙間がない。
[[ファイル:ErectricParts Transistor FET IGBT 5.jpg|フレームなし|中央]]
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==== Nチャネル型MOSFET(エンハンスメント形) ====
Nチャネル型MOSFETは、ドレインとソースの間にNチャネル領域を有している金属酸化膜半導体FET(MOSFET)である。<br>
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ソースに対してゲート端子に正電圧を印加すると、ドレインからソースにドレイン電流I<sub>D</sub>が流れるようになる。<br>
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==== Nチャネル型MOSFET(エンハンスメント形)の動作原理 ====
* ゲート-ソース間に電圧が印加されていない状態
*: ドレイン-ソース間電圧V<sub>DS</sub>を印加しても、ドレインとソースの間はNPN構造となっているため、ドレインからソースにドレイン電流I<sub>D</sub>が流れない。
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* ソースに対してゲート端子に正電圧を印加している状態
*: ゲートの絶縁膜直下にP型半導体内の電子が引き寄せられ、電子よるNチャネル領域が形成される。
*: その結果、ドレイン-ソース間はN型半導体のみになり、N型半導体内の電子が移動できるようになり、ドレインからソースにドレイン電流I<sub>D</sub>が流れる。
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[[カテゴリ:電子部品]]
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