インストール - Slack

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概要

Slackは、Windows、Mac OS、Android、iOS、Linux等をサポートするマルチプラットフォームのインスタントメッセージングツールである。

ここでは、CentOSおよびSUSEにSlackをインストールする方法を記載する。


依存関係のライブラリのインストール

RHEL

依存関係のライブラリのインストールは不要である。

SUSE

Slackの依存関係にあるライブラリlibXss1をインストールする。
この依存関係のライブラリは不要の可能性がある。(調査中)

sudo zypper install libXss1



Slackのインストール

Slackの公式Webサイトから、SlackのRPMファイルをダウンロードする。

RHEL / SUSE

DnfまたはZypperを使用して、Slackをインストールする。

# RHEL
sudo dnf install ./slack-<バージョン名>.el8.x86_64.rpm

# SUSE
sudo zypper install ./slack-<バージョン名>.el8.x86_64.rpm


手動でインストールする場合、以下のコマンドを実行して、RPMファイルを展開する。

rpm2cpio slack-<バージョン名>.el8.x86_64.rpm | cpio -id
mv slack-<バージョン名>.el8.x86_64.rpm Slack

cp Slack <任意のインストールディレクトリ>


/<任意のインストールディレクトリ>/usr/binディレクトリに移動して、ラッパーシェルスクリプトを作成する。

vi /<任意のインストールディレクトリ>/usr/bin/slack.sh


 # /<任意のインストールディレクトリ>/usr/bin/slack.shファイル
 
 #!/usr/bin/env sh
 
 appname="slack"
 
 # use -f to make the readlink path absolute
 dirname="$(dirname -- "$(readlink -f -- "${0}")" )"
 
 if [ "$dirname" = "." ]; then
    dirname="$PWD/$dirname"
 fi
 
 # Initialize interpreter path
 export LD_LIBRARY_PATH="${dirname}/../lib:$LD_LIBRARY_PATH"
 
 # Run Slack binary
 "$dirname/$appname" "$@"


Slackのデスクトップエントリファイルを、~/.local/share/applicationsディレクトリに作成する。

vi ~/.local/share/applications/Slack.desktop


 # ~/.local/share/applications/Slack.desktopファイル
 
 [Desktop Entry]
 Type=Application
 Name=Slack
 GenericName=Slack Client for Linux
 Comment=Slack Desktop
 Exec=/<Slackのインストールディレクトリ>/usr/bin/slack.sh %U
 Icon=/<Slackのインストールディレクトリ>/usr/share/pixmaps/slack.png
 StartupWMClass=Slack
 StartupNotify=true
 Categories=GNOME;GTK;Network;InstantMessaging;
 MimeType=x-scheme-handler/slack;