インストール - Guake
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概要
ここでは、Guakeターミナル(ドロップダウンターミナル)をインストールする方法を記載する。
Guakeターミナルは他のLinuxターミナルと同様に、Linuxでコマンドライン機能を実行するために使用されるGNOMEベースのターミナルエミュレータである。
Guakeのインストール
パッケージ管理システムの使用
RHEL 9
Guakeをインストールする。
sudo dnf install guake
RHEL 8
まず、GetPageSpeedリポジトリを登録するため、以下のコマンドを実行する。
sudo dnf install https://extras.getpagespeed.com/release-el8-latest.rpm
次に、Guakeをインストールする。
sudo dnf install guake
SUSE
Guakeをインストールする。
sudo zypper install guake
ソースコードからインストール
RHEL / SUSE
Githubのリリースページにあるソースコードは使用してはならない。
これらは自動的に生成されたものであり、単独で使用することはできないためである。
ソースコードからGuakeをインストールする場合は、以下の手順に従う。
まず、ソースツリーのHEADをチェックアウトする。
この時、PBRというパッケージを使用するが、このパッケージを動作させるにはGitの全履歴が必要である。
git clone https://github.com/Guake/guake.git
次に、依存関係のライブラリをインストールする。
# RHEL sudo dnf install python3-devel python3-cairo python3-dbus-python python3-pip keybinder3 libwnck \ # 実行時に必要 gettext gsettings-desktop-schemas make pandoc \ # ビルド時に必要 libutempter numix-gtk-theme # オプション # SUSE sudo zypper install python3-devel python3-cairo python3-dbus-python-devel python3-pip libkeybinder-3_0-0 typelib-1_0-Keybinder-3_0 libwnck-3-0 \ # 実行時に必要 gettext-runtime gettext-tools gsettings-desktop-schemas make pandoc python3-PyYAML python3-pyaml \ # ビルド時に必要 libutempter0 gtk3-metatheme-numix # オプション
依存関係が分からない場合は、Githubからダウンロードしたディレクトリにある以下のスクリプトを実行することにより、依存関係のライブラリをインストールできる。
ただし、CentOS / Fedora、Debian、Arch Linuxのみ使用できる。
/<Guakeのソースコードがあるディレクトリ>/scripts/bootstrap-dev-fedora.sh run make
Guakeをインストールする。
make -j $(nproc) make install DESTDIR=<Guakeのインストールディレクトリ>
Guakeをアンインストールするには、ソースディレクトリから以下のコマンドを実行する。
make -j $(nproc) make uninstall
Guakeを再インストールするには、以下のコマンドを実行する。
make uninstall && make -j $(nproc) && make install # または make reinstall