「インストール - VSCodium」の版間の差分
114行目: | 114行目: | ||
StartupNotify=true | StartupNotify=true | ||
</syntaxhighlight> | </syntaxhighlight> | ||
<br><br> | |||
== PlatformIO IDEのインストール == | |||
PlatformIO IDEはArduino IDEの代替であるが、一般的には、VSCodeを経由してインストールする必要がある。<br> | |||
このセクションでは、VSCodiumにPlatformIO IDEをインストールする手順を以下に示す。<br> | |||
<br> | |||
この情報の詳細を知りたい場合は、Githubのコメントを参照すること。<br> | |||
<br> | |||
# まず、cpptools-linux.vsix拡張機能をGithubからダウンロードする。 | |||
#: cpptools-linux.vsix拡張機能のURL: https://github.com/microsoft/vscode-cpptools/releases/ | |||
# 次に、PlatformIO IDE拡張機能をMicrosoftの公式ページからダウンロードする。<br>これは、ページ右にある[Download]項目を選択して、各アーキテクチャ向けの拡張機能を選択する。 | |||
#: <br> | |||
#: PlatformIO IDE拡張機能のURL: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=platformio.platformio-ide | |||
#: <br> | |||
# VSCodiumを起動して、上記でダウンロードした拡張機能をインストールする。 | |||
# VSCodiumメイン画面右にある[拡張機能]アイコンを選択、または、[Ctrl] + [Shift] + [X]キーを同時押下する。 | |||
# 拡張機能の管理画面の左上にある[...]アイコンを選択して、[VSIXからインストール...]を選択する。 | |||
# まず、cpptools-linux.vsix拡張機能をインストールする。 | |||
# 次に、PlatformIO IDE拡張機能をインストールする。 | |||
#: <br> | |||
# 拡張機能のリセット、または、VSCodiumを再起動する。 | |||
# 拡張機能の管理画面の左ペインに、C/C++拡張機能アイコンおよびPlatformIO IDE拡張機能アイコンが表示されているかどうかを確認する。 | |||
<br><br> | <br><br> | ||
2024年6月1日 (土) 18:19時点における版
概要
MicrosoftのVSCodeはオープンソースであるが、非FLOSSライセンスの下でライセンスされており、テレメトリー / トラッキングが含まれている。
VSCodiumでは、テレメトリ / トラッキングは無効になっている。
VSCodiumのインストール
パッケージ管理システムからインストール
まず、VSCodiumのリポジトリのGPGキーを追加する。
# RHEL / SUSE sudo rpmkeys --import https://gitlab.com/paulcarroty/vscodium-deb-rpm-repo/-/raw/master/pub.gpg # Mobian / Raspberry Pi wget -qO - https://gitlab.com/paulcarroty/vscodium-deb-rpm-repo/raw/master/pub.gpg \ | gpg --dearmor \ | sudo dd of=/usr/share/keyrings/vscodium-archive-keyring.gpg # Manjaro ARM -
次に、VSCodiumのリポジトリを追加する。
# RHEL printf "[gitlab.com_paulcarroty_vscodium_repo]\nname=download.vscodium.com\nbaseurl=https://download.vscodium.com/rpms/\nenabled=1\ngpgcheck=1\nrepo_gpgcheck=1\ngpgkey=https://gitlab.com/paulcarroty/vscodium-deb-rpm-repo/-/raw/master/pub.gpg\nmetadata_expire=1h" | sudo tee -a /etc/yum.repos.d/vscodium.repo # SUSE printf "[gitlab.com_paulcarroty_vscodium_repo]\nname=gitlab.com_paulcarroty_vscodium_repo\nbaseurl=https://download.vscodium.com/rpms/\nenabled=1\ngpgcheck=1\nrepo_gpgcheck=1\ngpgkey=https://gitlab.com/paulcarroty/vscodium-deb-rpm-repo/-/raw/master/pub.gpg\nmetadata_expire=1h" | sudo tee -a /etc/zypp/repos.d/vscodium.repo # Mobian / Raspberry Pi echo 'deb [ signed-by=/usr/share/keyrings/vscodium-archive-keyring.gpg ] https://download.vscodium.com/debs vscodium main' \ | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/vscodium.list # Manjaro ARM -
VSCodiumをインストールする。
# RHEL sudo dnf update sudo dnf install codium # SUSE sudo zypper refresh sudo zypper install codium # Mobian / Raspbeery Pi sudo apt update sudo apt install codium # Manjaro ARM # VSCodiumは、AUR (Arch User Repository) にあり、AUR Helperでインストールすることができる AUR : sudo aura -A vscodium-bin Yay : sudo yay -S vscodium-bin
Flatpakからインストール
非公式ではあるが、VSCodiumはFlatpakアプリケーションとして利用可能である。
LinuxディストリビューションがFlatpakをサポートしており、Flathubレポを有効化していれば、VSCodiumをインストールできる。
flatpak install flathub com.vscodium.codium
または、Flathubの公式Webサイトにあるflatpakrefファイルを開く。
gnome-software-plugin-flatpakパッケージがインストールされている場合、GNOME Softwareからインストールすることができる。
ただし、Flathubのセットアップ手順で推奨されている。
手動でインストール
VS CodiumのGithubにアクセスする。
VSCodium-<バージョン>-x86_64.AppImageファイル、または、VSCodium-linux-x64-<バージョン>.tar.gzファイルをダウンロードして解凍する。
ダウンロードまたは解凍したディレクトリを、任意の場所に配置する。
VS Codiumのデスクトップエントリファイルを作成する。
vi ~/.local/share/applications/VSCodium.desktop
# ~/.local/share/applications/VSCodium.desktopファイル
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=VS Codium
GenericName=Text Editor
Comment=Code Editing. Redefined.
Exec=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/bin/codium --unity-launch %F
Icon=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/resources/app/resources/linux/code.png
Categories=Development;IDE;
MimeType=text/plain;inode/directory;application/x-code-workspace;
Actions=new-empty-window;
Keywords=vscodeium;
StartupNotify=false
StartupWMClass=Codium
[Desktop Action new-empty-window]
Name=New Empty Window
Exec=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/bin/codium --new-window %F
Icon=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/resources/app/resources/linux/code.png
vi ~/.local/share/applications/VSCodium-url-handler.desktop
# ~/.local/share/applications/VSCodium-url-handler.desktopファイル
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=VS Codium - URL Handler
GenericName=Text Editor
Comment=Code Editing. Redefined.
Exec=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/bin/codium --open-url %U
Icon=/<VS Codiumのインストールディレクトリ>/resources/app/resources/linux/code.png
Categories=Development;IDE;
MimeType=x-scheme-handler/vscode;x-scheme-handler/vscodium;
Keywords=vscodium;
NoDisplay=true
StartupNotify=true
PlatformIO IDEのインストール
PlatformIO IDEはArduino IDEの代替であるが、一般的には、VSCodeを経由してインストールする必要がある。
このセクションでは、VSCodiumにPlatformIO IDEをインストールする手順を以下に示す。
この情報の詳細を知りたい場合は、Githubのコメントを参照すること。
- まず、cpptools-linux.vsix拡張機能をGithubからダウンロードする。
- cpptools-linux.vsix拡張機能のURL: https://github.com/microsoft/vscode-cpptools/releases/
- 次に、PlatformIO IDE拡張機能をMicrosoftの公式ページからダウンロードする。
これは、ページ右にある[Download]項目を選択して、各アーキテクチャ向けの拡張機能を選択する。- PlatformIO IDE拡張機能のURL: https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=platformio.platformio-ide
- VSCodiumを起動して、上記でダウンロードした拡張機能をインストールする。
- VSCodiumメイン画面右にある[拡張機能]アイコンを選択、または、[Ctrl] + [Shift] + [X]キーを同時押下する。
- 拡張機能の管理画面の左上にある[...]アイコンを選択して、[VSIXからインストール...]を選択する。
- まず、cpptools-linux.vsix拡張機能をインストールする。
- 次に、PlatformIO IDE拡張機能をインストールする。
- 拡張機能のリセット、または、VSCodiumを再起動する。
- 拡張機能の管理画面の左ペインに、C/C++拡張機能アイコンおよびPlatformIO IDE拡張機能アイコンが表示されているかどうかを確認する。