|
|
| 35行目: |
35行目: |
| <br> | | <br> |
| この式<math>\vec{x} = \dfrac{n\vec{a} + m\vec{b}}{m + n}</math> の分子 <math>n\vec{a} + m\vec{b}</math> は、上図の太線で表したように、たすき掛けのような形になっている。<br> | | この式<math>\vec{x} = \dfrac{n\vec{a} + m\vec{b}}{m + n}</math> の分子 <math>n\vec{a} + m\vec{b}</math> は、上図の太線で表したように、たすき掛けのような形になっている。<br> |
| | <br> |
| | ==== 外分点の位置ベクトル ==== |
| | 下図のように、点Oに関して2点<math>A(\vec{a}), B(\vec{b})</math>をとる時、線分ABをm:nの比に外分する点Xの位置ベクトルである<math>\vec{x}</math>は、<math>\vec{a}, \vec{b}, m, n</math>を用いて、次式のように表すことができる。<br> |
| | <math> |
| | \begin{align} |
| | \vec{x} &= \overrightarrow{OX} \\ |
| | &= \overrightarrow{OA} + \overrightarrow{AX} \qquad \because \mbox{ベ ク ト ル の 分 解 } \\ |
| | &= \overrightarrow{OA} + \frac{m}{m - n} \overrightarrow{AB} \qquad \because \mbox{ベ ク ト ル の 伸 縮 } \\ |
| | &= \overrightarrow{OA} + \frac{m}{m - n} \left( \overrightarrow{OB} - \overrightarrow{OA} \right) \qquad \because \mbox{始 点 を O に す る } \\ |
| | &= \left( 1 - \frac{m}{m - n} \right) \overrightarrow{OA} + \frac{m}{m - n} \overrightarrow{OB} \\ |
| | &= \frac{-n}{m - n} \overrightarrow{OA} + \frac{m}{m - n} \overrightarrow{OB} \\ |
| | &= \frac{-n \overrightarrow{OA} + m \overrightarrow{OB}}{m - n} \\ |
| | &= \frac{-n \vec{a} + m \vec{b}}{m - n} |
| | \end{align} |
| | </math><br> |
| | <br> |
| | 外分点の位置ベクトル |
| | |
| | 2点<math>A(\vec{a}), B(\vec{b})</math>を結ぶ線分ABをm:nの比に外分する点<math>X(\vec{x})</math>において、<math>\vec{x}</math>は、<math>\vec{x} = \frac{-n \vec{a} + m \vec{b}}{m - n}</math> と表すことができる。 |
| | <br> |
| | この式では、<u>"m:nに外分すること"</u>は、<u>"m:-nに内分すること"</u>と等しいことが分かる。<br> |
| | また、<math>\vec{x} = \frac{-n \vec{a} + m \vec{b}}{m - n}</math> は、分母・分子にー1を乗算することにより、<math>\vec{x} = \frac{- (-n \vec{a} + m \vec{b})}{- (m - n)} = \frac{n \vec{a} - m \vec{b}}{n - m}</math>とも書けるため、<br> |
| | <u>"-m:nに内分すること"</u>とも等しいことがわかる。 |
| <br><br> | | <br><br> |
|
| |
|
| __FORCETOC__ | | __FORCETOC__ |
| [[カテゴリ:解析学]] | | [[カテゴリ:解析学]] |
概要
内分点と外分点の位置ベクトル
ベクトルの伸縮
例えば、下図のように直線OA上に点Xがあり、
であるとする。
この時、
は、
を伸縮することによって表すことができ、
と書くことができる。
3点が一直線上にある条件
3点A、B、Cが一直線上にあるのは、ベクトル
が
を伸縮することにより表すことができる場合である。
つまり、
となる実数kが存在することである。
3点が一直線上にある条件
3点A、B、Cが一直線上にある
となる実数kが存在する
内分点の位置ベクトル
下図のように、点Oに関して、2点
をとるとき、線分ABをm:nの比に内分する点Xの位置ベクトルである
は、
を用いて、次式のように表すことができる。

内分点の位置ベクトル
2点
を結ぶ線分ABをm:nの比に内分する点
において、
は、
と表すことができる。
この式
の分子
は、上図の太線で表したように、たすき掛けのような形になっている。
外分点の位置ベクトル
下図のように、点Oに関して2点
をとる時、線分ABをm:nの比に外分する点Xの位置ベクトルである
は、
を用いて、次式のように表すことができる。

外分点の位置ベクトル
2点
を結ぶ線分ABをm:nの比に外分する点
において、
は、
と表すことができる。
この式では、"m:nに外分すること"は、"m:-nに内分すること"と等しいことが分かる。
また、
は、分母・分子にー1を乗算することにより、
とも書けるため、
"-m:nに内分すること"とも等しいことがわかる。