「インストール - Xdebug」の版間の差分

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== インストール方法 ==
== インストール方法 ==
まず、Xdebugの[https://xdebug.org/download サイト]に行き、Xdebugのソースファイルをダウンロードする。<br>
まず、[https://xdebug.org/download Xdebugの公式Webサイト]に行き、Xdebugのソースコードをダウンロードする。<br>
以下のコマンドを入力して解凍する。<br>
以下のコマンドを入力して解凍する。<br>
  tar zxvf xdebug-x.x.x.tgz
  tar zxvf xdebug-<バージョン名>.tgz
<br>
<br>
解凍したXdebugのディレクトリに移動し、phpizeコマンドを実行する。<br>
解凍したXdebugのディレクトリに移動し、phpizeコマンドを実行する。<br>
  cd xdebug-2.8.1
  cd xdebug-<バージョン名>
  phpize
  phpize
<br>
<br>
===== configureを実行する =====
次に、configureスクリプトを実行する。<br>
configureというシェルスクリプトを実行することで、ソースファイルをコンパイルする前に、<br>
インストール対象となるシステム特有の機能や情報を記述したMakefileを作成する。<br>
インストール対象となるシステム特有の機能や情報をチェックし、チェック状況を記述したMakefileを作成する。<br>
もし、configureに失敗する場合は、コンパイルに必要なライブラリやヘッダファイル等が不足している事がほとんどなので、<br>
エラーメッセージの内容を確認し、必要なパッケージを事前にインストールしておく。<br>
./configure --enable-xdebug
<br>
<br>
===== makeコマンドを実行する =====
もし、configureに失敗する場合、コンパイルに必要なライブラリやヘッダファイル等が不足していると考えられる。<br>
configureの実行により作成されたMakefileを元に、makeコマンドを実行することで、ソースファイルのコンパイルを行う。<br>
./configure --enable-xdebug --prefix=<Xdebugのインストールディレクトリ>
コンパイル時にエラーが表示されるようであれば、エラー内容を確認し、configure実行時に必要なパラメータが不足していないか確認する。<br>
make
<br>
<br>
===== make installコマンドを実行する(インストール) =====
makeコマンドを実行して、コンパイルを行う。<br>
makeコマンド実行時にエラーが表示されなければコンパイル完了なので、(コンパイル途中に警告メッセージが表示される場合がある、これは無視してもよい)<br>
make -j 8
<br>
make installコマンドを実行して、Xdebugをインストールする。
make install
または
  sudo make install
  sudo make install
<br>
<br>
作成されたxdebug.soファイルを/usr/local/binディレクトリにコピーする。<br>
インストールしたxdebug.soファイルを、任意のディレクトリに配置する。<br>
以下の例では、/usr/lib64/php/modulesディレクトリに配置している。<br>
  sudo cp -a modules/xdebug.so /usr/lib64/php/modules
  sudo cp -a modules/xdebug.so /usr/lib64/php/modules
<br><br>
<br><br>


== 設定方法 ==
== 設定方法 ==
PHPのXdebug設定ファイルを開く。<br>
Xdebugの設定ファイルを開いて、以下に示すように編集する。<br>
  sudo gedit /etc/php.d/15-xdebug.ini
<u>もし、OPCacheを使用する場合は、OPCacheの設定行の後にzend_extensionを入力すること。</u><br>
<br>
  sudo vi /etc/php.d/15-xdebug.ini
Xdebug設定ファイルを編集する。<br>
※OPCacheを使用する場合は、OPCacheの設定行の後にzend_extensionを入力すること。<br>
  # 1行目を編集
  1行目を編集
  zend_extension = <配置したxdebug.soファイルのフルパス>
  zend_extension = /usr/lib64/php/modules/xdebug.so


  最後尾の行に以下を追加
  # /etc/php.d/15-xdebug.iniファイルの最後尾の行に以下を追加
  [xdebug]
  [xdebug]
  xdebug.dump_undefined = 1
  xdebug.dump_undefined = 1
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__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:CentOS]]
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]

2020年12月28日 (月) 11:20時点における版

概要

以下のコマンドを実行する。

# CentOS PHP 7.3
sudo yum install php73-pecl-xdebug.x86_64

# CentOS PHP 7.4
sudo yum install php74-pecl-xdebug.x86_64

# SUSE
sudo zypper install php7-xdebug



インストール方法

まず、Xdebugの公式Webサイトに行き、Xdebugのソースコードをダウンロードする。
以下のコマンドを入力して解凍する。

tar zxvf xdebug-<バージョン名>.tgz


解凍したXdebugのディレクトリに移動し、phpizeコマンドを実行する。

cd xdebug-<バージョン名>
phpize


次に、configureスクリプトを実行する。
インストール対象となるシステム特有の機能や情報を記述したMakefileを作成する。

もし、configureに失敗する場合、コンパイルに必要なライブラリやヘッダファイル等が不足していると考えられる。

./configure --enable-xdebug --prefix=<Xdebugのインストールディレクトリ>


makeコマンドを実行して、コンパイルを行う。

make -j 8


make installコマンドを実行して、Xdebugをインストールする。

make install
または
sudo make install


インストールしたxdebug.soファイルを、任意のディレクトリに配置する。
以下の例では、/usr/lib64/php/modulesディレクトリに配置している。

sudo cp -a modules/xdebug.so /usr/lib64/php/modules



設定方法

Xdebugの設定ファイルを開いて、以下に示すように編集する。
もし、OPCacheを使用する場合は、OPCacheの設定行の後にzend_extensionを入力すること。

sudo vi /etc/php.d/15-xdebug.ini

# 1行目を編集
zend_extension = <配置したxdebug.soファイルのフルパス>
# /etc/php.d/15-xdebug.iniファイルの最後尾の行に以下を追加
[xdebug]
xdebug.dump_undefined = 1
xdebug.remote_log="/tmp/xdebug.log"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_host=localhost
xdebug.remote_port=9000
xdebug.remote_handler=dbgp
xdebug.remote_mode=req
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.idekey=VSCODE



確認方法

以下のコマンドを入力して、xdebugと表示されているならば成功である。

php -m | grep xdebug