「インストール - Guake」の版間の差分
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まず、GetPageSpeedリポジトリを登録するため、以下のコマンドを実行する。<br> | まず、GetPageSpeedリポジトリを登録するため、以下のコマンドを実行する。<br> | ||
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Githubのリリースページにあるソースコードは使用してはならない。<br> | |||
これらは自動的に生成されたものであり、単独で使用することはできないためである。<br> | |||
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ソースコードからGuakeをインストールする場合は、以下の手順に従う。<br> | |||
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まず、依存関係のライブラリをインストールする。<br> | |||
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依存関係が分からない場合は、以下のスクリプトを実行することにより、依存関係のライブラリをインストールすることができる。<br> | |||
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次に、ソースツリーのHEADをチェックアウトする。<br> | |||
この時、PBRというパッケージを使用するが、このパッケージを動作させるにはGitの全履歴が必要である。<br> | |||
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Guakeをアンインストールするには、ソースディレクトリから以下のコマンドを実行する。<br> | |||
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Guakeを再インストールするには、以下のコマンドを実行する。<br> | |||
make uninstall && make -j $(nproc) && make install | |||
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2021年5月11日 (火) 20:22時点における版
概要
ここでは、Guakeターミナル(ドロップダウンターミナル)をインストールする方法を記載する。
Guakeターミナルは他のLinuxターミナルと同様に、Linuxでコマンドライン機能を実行するために使用されるGNOMEベースのターミナルエミュレータである。
Guakeのインストール
パッケージ管理システムの使用
CentOS 7
Guakeをインストールする。
sudo yum install guake
CentOS 8
まず、GetPageSpeedリポジトリを登録するため、以下のコマンドを実行する。
sudo dnf install https://extras.getpagespeed.com/release-el8-latest.rpm
次に、Guakeをインストールする。
sudo dnf install guake
SUSE
Guakeをインストールする。
sudo zypper install guake
ソースコードからインストール
CentOS / SUSE
Githubのリリースページにあるソースコードは使用してはならない。
これらは自動的に生成されたものであり、単独で使用することはできないためである。
ソースコードからGuakeをインストールする場合は、以下の手順に従う。
まず、依存関係のライブラリをインストールする。
Python GTK, VTE等
依存関係が分からない場合は、以下のスクリプトを実行することにより、依存関係のライブラリをインストールすることができる。
./scripts/bootstrap-dev-centos.sh run make
次に、ソースツリーのHEADをチェックアウトする。
この時、PBRというパッケージを使用するが、このパッケージを動作させるにはGitの全履歴が必要である。
git clone https://github.com/Guake/guake.git
Guakeをインストールする。
make -j $(nproc) make install DESTDIR=<Guakeのインストールディレクトリ>
Guakeをアンインストールするには、ソースディレクトリから以下のコマンドを実行する。
make -j $(nproc) make uninstall
Guakeを再インストールするには、以下のコマンドを実行する。
make uninstall && make -j $(nproc) && make install # または make reinstall