「インストール - Xdebug」の版間の差分
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2020年12月28日 (月) 11:07時点における版
概要
以下のコマンドを実行する。
# CentOS PHP 7.3 sudo yum install php73-pecl-xdebug.x86_64 # CentOS PHP 7.4 sudo yum install php74-pecl-xdebug.x86_64 # SUSE sudo zypper install php7-xdebug
インストール方法
まず、Xdebugのサイトに行き、Xdebugのソースファイルをダウンロードする。
以下のコマンドを入力して解凍する。
tar zxvf xdebug-x.x.x.tgz
解凍したXdebugのディレクトリに移動し、phpizeコマンドを実行する。
cd xdebug-2.8.1 phpize
configureを実行する
configureというシェルスクリプトを実行することで、ソースファイルをコンパイルする前に、
インストール対象となるシステム特有の機能や情報をチェックし、チェック状況を記述したMakefileを作成する。
もし、configureに失敗する場合は、コンパイルに必要なライブラリやヘッダファイル等が不足している事がほとんどなので、
エラーメッセージの内容を確認し、必要なパッケージを事前にインストールしておく。
./configure --enable-xdebug
makeコマンドを実行する
configureの実行により作成されたMakefileを元に、makeコマンドを実行することで、ソースファイルのコンパイルを行う。
コンパイル時にエラーが表示されるようであれば、エラー内容を確認し、configure実行時に必要なパラメータが不足していないか確認する。
make
make installコマンドを実行する(インストール)
makeコマンド実行時にエラーが表示されなければコンパイル完了なので、(コンパイル途中に警告メッセージが表示される場合がある、これは無視してもよい)
sudo make install
作成されたxdebug.soファイルを/usr/local/binディレクトリにコピーする。
sudo cp -a modules/xdebug.so /usr/lib64/php/modules
設定方法
PHPのXdebug設定ファイルを開く。
sudo gedit /etc/php.d/15-xdebug.ini
Xdebug設定ファイルを編集する。
※OPCacheを使用する場合は、OPCacheの設定行の後にzend_extensionを入力すること。
1行目を編集 zend_extension = /usr/lib64/php/modules/xdebug.so
最後尾の行に以下を追加 [xdebug] xdebug.dump_undefined = 1 xdebug.remote_log="/tmp/xdebug.log" xdebug.remote_enable = 1 xdebug.remote_host=localhost xdebug.remote_port=9000 xdebug.remote_handler=dbgp xdebug.remote_mode=req xdebug.remote_autostart = 1 xdebug.idekey=VSCODE
確認方法
以下のコマンドを入力して、xdebugと表示されているならば成功である。
php -m | grep xdebug