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== 概要 == | == 概要 == | ||
パスワードでのログインはランダムで試すことで突破されることもあるので、セキュリティを向上させるため公開鍵認証を行う。<br> | パスワードでのログインはランダムで試すことで突破されることもあるので、セキュリティを向上させるため公開鍵認証を行う。<br> | ||
公開鍵認証は秘密鍵を持つ人だけがログイン出来るようになる設定である。<br><br> | 公開鍵認証は秘密鍵を持つ人だけがログイン出来るようになる設定である。<br> | ||
<br><br> | |||
== 公開鍵と秘密鍵の作成 == | == 公開鍵と秘密鍵の作成 == | ||
24行目: | 25行目: | ||
以下のコマンドを実行して、ホームディレクトリに.sshディレクトリを作成する。<br> | 以下のコマンドを実行して、ホームディレクトリに.sshディレクトリを作成する。<br> | ||
mkdir .ssh | mkdir .ssh | ||
<br> | |||
以下のコマンドを実行して、.sshディレクトリのパーミッションを変更する<br> | 以下のコマンドを実行して、.sshディレクトリのパーミッションを変更する<br> | ||
chmod 700 .ssh | chmod 700 .ssh | ||
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以下のコマンドを入力して、.sshディレクトリの下に公開鍵ファイルを作成して、テキストエディタで開く。<br> | 以下のコマンドを入力して、.sshディレクトリの下に公開鍵ファイルを作成して、テキストエディタで開く。<br> | ||
クライアントPCに保存したid_rsa.pubファイルをテキストエディタで開いて全てコピーする。<br> | クライアントPCに保存したid_rsa.pubファイルをテキストエディタで開いて全てコピーする。<br> | ||
49行目: | 50行目: | ||
以下のコマンドを入力して、sshd_configファイルを開く。<br> | 以下のコマンドを入力して、sshd_configファイルを開く。<br> | ||
sudo nano /etc/ssh/sshd_config | sudo nano /etc/ssh/sshd_config | ||
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<nowiki>#</nowiki>PasswordAuthentication yesの下の行に、PasswordAuthentication noを追加して保存する。<br> | <nowiki>#</nowiki>PasswordAuthentication yesの下の行に、PasswordAuthentication noを追加して保存する。<br> | ||
[[ファイル:Raspberry-Pi-SSH-Config-04.png|フレームなし|中央]] | [[ファイル:Raspberry-Pi-SSH-Config-04.png|フレームなし|中央]] | ||
55行目: | 56行目: | ||
以下のコマンドを入力して、SSHを再起動する。<br> | 以下のコマンドを入力して、SSHを再起動する。<br> | ||
sudo systemctl restart sshd | sudo systemctl restart sshd | ||
<br> | |||
これでパスワードログインが出来なくなり、秘密鍵を持っている人だけがログイン出来るようになる。<br> | |||
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== Powershellまたはコマンドプロンプトから接続 == | |||
RLoginやTera Termを使用せずに、Powershellやコマンドプロンプトを使用してSSH接続する場合は、以下のように実行する。<br> | |||
ssh -p ポート番号 -i 秘密鍵を保存しているフォルダパス/id_rsa ユーザ名@ホスト名(または、IPアドレス) | |||
<br><br> | |||
__FORCETOC__ | __FORCETOC__ | ||
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]] | [[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]] |