「Swap領域の変更(Raspberry Pi)」の版間の差分
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== Swap領域の確認 == | == Swap領域の確認 == | ||
まず、現在のSwap領域の容量を確認するため、以下のコマンドを実行する。<br> | まず、現在のSwap領域の容量を確認するため、以下のコマンドを実行する。<br> | ||
'''swapon -s''' | '''swapon -s''' | ||
または<br> | または<br> | ||
'''free -h''' | '''free -h''' | ||
コマンドを実行すると以下の文が出力され、Swap領域が約100[MB]と分かる。<br> | コマンドを実行すると以下の文が出力され、Swap領域が約100[MB]と分かる。<br> | ||
16行目: | 16行目: | ||
Raspberry Pi 3では、Swap領域をdphys-swapfileサービスで管理しているので、このサービスを止めた後で設定の変更を行う。<br> | Raspberry Pi 3では、Swap領域をdphys-swapfileサービスで管理しているので、このサービスを止めた後で設定の変更を行う。<br> | ||
まず、dphys-swapfileサービスを止めるため、以下のコマンドを実行する。<br> | まず、dphys-swapfileサービスを止めるため、以下のコマンドを実行する。<br> | ||
'''sudo systemctl stop dphys-swapfile''' | '''sudo systemctl stop dphys-swapfile''' | ||
<span style="color:red"> | <span style="color:red"> | ||
27行目: | 27行目: | ||
次に、テキストエディタで/etc/dphys-swapfileファイルを開き、CONF_SWAPSIZEという行の値を変更する。<br> | 次に、テキストエディタで/etc/dphys-swapfileファイルを開き、CONF_SWAPSIZEという行の値を変更する。<br> | ||
'''sudo nano /etc/dphys-swapfile''' | '''sudo nano /etc/dphys-swapfile''' | ||
例 : 2048[MB](2[GB])なら以下のように変更する(設定したいSwap領域の容量をMB単位で指定)。<br> | 例 : 2048[MB](2[GB])なら以下のように変更する(設定したいSwap領域の容量をMB単位で指定)。<br> | ||
33行目: | 33行目: | ||
最後に、dphys-swapfileサービスを開始するため、以下のコマンドを実行する。<br> | 最後に、dphys-swapfileサービスを開始するため、以下のコマンドを実行する。<br> | ||
'''sudo systemctl start dphys-swapfile''' | '''sudo systemctl start dphys-swapfile''' | ||
== Swap領域の容量の確認 == | == Swap領域の容量の確認 == | ||
Swap領域の容量が変更されているか確認するため、再度、以下のコマンドを実行する。<br> | Swap領域の容量が変更されているか確認するため、再度、以下のコマンドを実行する。<br> | ||
'''swapon -s''' | '''swapon -s''' | ||
または<br> | または<br> | ||
'''free -h''' | '''free -h''' | ||
Filename Type Size Used Priority<br> | Filename Type Size Used Priority<br> | ||
/var/swap file 2097144 pi -1<br><br> | /var/swap file 2097144 pi -1<br><br> |