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編集の要約なし |
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sudo chmod 755 mediawiki | sudo chmod 755 mediawiki | ||
sudo chown <Raspbianのユーザ名>:<Raspbianのグループ名> mediawiki | sudo chown <Raspbianのユーザ名>:<Raspbianのグループ名> mediawiki | ||
<br><br> | |||
== PHPの設定 == | |||
==== APCuモジュールを使用する場合 ==== | |||
APCuモジュールを使用する場合は、APCuモジュールをソースコードからインストールする必要がある。<br> | |||
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まず、[https://github.com/krakjoe/apcu APcuモジュールのGithub]にアクセスして、ソースコードをダウンロードする。<br> | |||
ダウンロードしたファイルを解凍する。<br> | |||
tar xf apcu-<バージョン>.tar.gz | |||
cd apcu-<バージョン> | |||
<br> | |||
次に、APCuモジュールをビルドおよびインストールする。<br> | |||
<u>モジュールのインストールディレクトリは、/usr/lib64/extensionsディレクトリ、または、/<PHPのインストールディレクトリ>/lib64/extensions/no-debug-zts-xxxxxxxxディレクトリとなる。</u><br> | |||
<u>ヘッダファイルのインストールディレクトリは、/usr/include/phpディレクトリ、または、/<PHPのインストールディレクトリ>/include/phpディレクトリとなる。</u><br> | |||
phpize | |||
./configure --enable-apcu | |||
make -j $(nproc) | |||
make install | |||
<br> | |||
最後に、APCuモジュールの使用を許可するため、PHPの設定ファイルに以下に示す設定を記述する。<br> | |||
<syntaxhighlight lang="ini"> | |||
# php.iniファイル | |||
extension = "/PHPのインストールディレクトリ>/lib64/extensions/no-debug-zts-20220829/apcu.so" | |||
apc.enabled = 1 | |||
apc.shm_size = "2048M" | |||
apc.mmap_file_mask = "/tmp/apc.XXXXXX" | |||
</syntaxhighlight> | |||
<br> | |||
==== PHP-FPMを使用する場合 ==== | |||
PHP-FPMを使用する場合は、/etc/php-fpm.d/www.confディレクトリ、または、/<PHPのインストールディレクトリ>/etc/php-fpm.d/www.confファイルにおいて、<br> | |||
メモリエラー回避のために使用できるメモリサイズを変更する必要がある。<br> | |||
<syntaxhighlight lang="ini"> | |||
# /etc/php-fpm.d/www.confディレクトリ | |||
# または | |||
# /<PHPのインストールディレクトリ>/etc/php-fpm.d/www.confファイル | |||
# 編集前 | |||
;php_admin_value[memory_limit] = 32M | |||
# 編集後 | |||
# 128[MB]以上の値に変更する。 | |||
php_admin_value[memory_limit] = 128M | |||
</syntaxhighlight> | |||
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設定を反映させるため、NginXおよびPHP-FPMを再起動する。<br> | |||
sudo systemctl restart nginx php-fpm | |||
<br><br> | <br><br> | ||