「設定 - SSH」の版間の差分

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| ListenAddress || host<br>IPv4のIPアドレス または IPv4のIPアドレス:<ポート番号><br>IPv6のIPアドレス または IPv6のIPアドレス:<ポート番号><br><br>デフォルトは、以下の2つのアドレスである。<br>[::]:22<br>0.0.0.0:22 || sshdが接続を受け付けるローカルアドレスを指定する。<br>Portが未指定の場合は、[Port]項目で指定したポート番号に対してListenする。
| ListenAddress || host<br>IPv4のIPアドレス または IPv4のIPアドレス:<ポート番号><br>IPv6のIPアドレス または IPv6のIPアドレス:<ポート番号><br><br>デフォルトは、以下の2つのアドレスである。<br>[::]:22<br>0.0.0.0:22 || sshdが接続を受け付けるローカルアドレスを指定する。<br>Portが未指定の場合は、[Port]項目で指定したポート番号に対してListenする。
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| Protocol || 1<br>2<br>1,2 || sshdがサポートするSSHのプロトコルバージョン。<br>SSH1のみを使用する場合は1、SSH2のみを使用する場合は2、<br>両方使用する場合は"1,2"と設定する。<br><br><u>OpenSSH 7.4以降では、廃止された。</u>
| Protocol || 1<br>2<br>1,2 || sshdがサポートするSSHのプロトコルバージョン。<br>SSH1のみを使用する場合は1、SSH2のみを使用する場合は2、<br>両方使用する場合は"1,2"と設定する。<br><br><u>OpenSSH 7.4以降では、廃止された。</u>
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| rekeylimit || 第1項目: 整数値(通信データ量)または<code>default</code><br>K、M、Gのサフィックスも使用可能<br><br>第2項目: 整数値(秒)または<code>none</code><br><br>デフォルトは、第1項目は0、第2項目は0 || SSHは、通信を暗号化するためにホストとクライアント間でセッション鍵を交換している。<br>暗号化を堅牢に行うために都度鍵を変更している。<br><br>第1項目に<code>default</code>を指定する場合、1[GB]から4[GB]の間の適切なタイミングで再生成を行う。<br>第2項目の<code>0</code>は<code>none</code>と等価である。
| rekeylimit || 第1項目: 整数値(通信データ量)または<code>default</code><br>K、M、Gのサフィックスも使用可能<br><br>第2項目: 整数値(秒)または<code>none</code><br><br>デフォルトは、第1項目は0、第2項目は0 || SSHは、通信を暗号化するためにホストとクライアント間でセッション鍵を交換している。<br>暗号化を堅牢に行うために都度鍵を変更している。<br><br>第1項目に<code>default</code>を指定する場合、1[GB]から4[GB]の間の適切なタイミングで再生成を行う。<br>第2項目の<code>0</code>は<code>none</code>と等価である。
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| KeyRegenerationInterval || 時間(秒) || SSH1では、サーバ鍵を指定した間隔ごとに自動的に再生成される。<br>その自動的に鍵を再生成する間隔を指定する。<br><br><u>OpenSSH 7.x以降では、廃止された。</u>
| KeyRegenerationInterval || 時間(秒) || SSH1では、サーバ鍵を指定した間隔ごとに自動的に再生成される。<br>その自動的に鍵を再生成する間隔を指定する。<br><br><u>OpenSSH 7.x以降では、廃止された。</u>
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| ServerKeyBits || ビット数 || SSH1で使用されるサーバ鍵のビット数。(SSH2では無効)<br>最小値は512で、デフォルトは1024。<br>なお、ServerKeyBitsが対象としている鍵は、ephemeral keyである。(生成されたホスト鍵ではない)<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
| ServerKeyBits || ビット数 || SSH1で使用されるサーバ鍵のビット数。(SSH2では無効)<br>最小値は512で、デフォルトは1024。<br>なお、ServerKeyBitsが対象としている鍵は、ephemeral keyである。(生成されたホスト鍵ではない)<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
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| MaxSessions || 整数値<br>デフォルトは、10 || 最大同時接続数
| MaxSessions || 整数値<br>デフォルトは、10 || 最大同時接続数
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| RSAAuthentication || yes<br>no || RSA認証を有効にする。<br>RSA認証は、SSH1のみ有効にすることができる。
| RSAAuthentication || yes<br>no || RSA認証を有効にする。<br>RSA認証は、SSH1のみ有効にすることができる。<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
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| PubkeyAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || 公開鍵認証を許可する。
| PubkeyAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || 公開鍵認証を許可する。
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| AuthorizedKeysFile || SSHサーバに保存されている公開鍵ファイルのパス || ユーザ認証の際に使用される公開鍵を格納しているファイル名を指定する。<br>絶対パス、または、ユーザのホームディレクトリからの相対パスで指定する。
| AuthorizedKeysFile || SSHサーバに保存されている公開鍵ファイルのパス<br><br>デフォルトは、以下の2つのファイルである。<br>.ssh/authorized_keys<br>.ssh/authorized_keys2 || ユーザ認証の際に使用される公開鍵を格納しているファイル名を指定する。<br>絶対パス、または、ユーザのホームディレクトリからの相対パスで指定する。
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| AuthorizedKeysCommand || コマンド || 公開鍵を取得するために使用するコマンドを指定する。
| AuthorizedKeysCommand || コマンド<br><br>デフォルトは、none || 公開鍵を取得するために使用するコマンドを指定する。
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| AuthorizedKeysCommandRunAs || ユーザ名|| <code>AuthorizedKeysCommand</code>項目で指定したコマンドを実行する時のユーザを指定する。
| AuthorizedKeysCommandUser || ユーザ名<br><br>デフォルトは、none || <code>AuthorizedKeysCommand</code>項目で指定したコマンドを実行する時のユーザを指定する。
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| RhostsRSAAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、no || RSA認証が成功した時、rhostsや/etc/hosts.equivを使用した認証を許可する。<br>SSH1の場合のみ有効である。
| RhostsRSAAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、no || RSA認証が成功した時、rhostsや/etc/hosts.equivを使用した認証を許可する。<br>SSH1の場合のみ有効である。<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
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| HostbasedAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、no || 公開鍵認証が成功した時、rhostsあるいは/etc/hosts.equiv認証を許可する。<br>(ホストベーストド認証)
| HostbasedAuthentication || yes<br>no<br>デフォルトは、no || 公開鍵認証が成功した時、rhostsあるいは/etc/hosts.equiv認証を許可する。<br>(ホストベーストド認証)
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| UsePAM || yes<br>no<br>デフォルトは、no || PAM(Pluggable Authentication Module)インターフェースによる認証を許可する。
| UsePAM || yes<br>no<br>デフォルトは、no || PAM(Pluggable Authentication Module)インターフェースによる認証を許可する。
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| FingerprintHash || MD5またはSHA256が指定できる。<br><br>デフォルトは、SHA256 || フィンガープリントを記録する時に使用するハッシュアルゴリズムを指定する。<br><br>OpenSSH 6.8以降に追加された項目である。<br>OpenSSH 6.7以前では、強制的にMD5となる。
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| AcceptEnv || 環境変数を記述する。<br>デフォルトは、空 || クライアントから送信されてきた環境変数のうち、有効にするものを指定する。
| AcceptEnv || 環境変数を記述する。<br>デフォルトは、空 || クライアントから送信されてきた環境変数のうち、有効にするものを指定する。
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| TCPKeepAlive || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || TCPキープアライブメッセージを送信する。
| TCPKeepAlive || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || TCPキープアライブメッセージを送信する。
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| UseLogin || yes<br>no<br>デフォルトは、no || ログインでloginプログラムを使用する。
| UseLogin || yes<br>no<br>デフォルトは、no || ログインでloginプログラムを使用する。<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
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| UsePrivilegeSeparation || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || sshdがセッションを受け付けるネットワークトラフィックを処理するためにroot権限を分離する。
| UsePrivilegeSeparation || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || sshdがセッションを受け付けるネットワークトラフィックを処理するためにroot権限を分離する。

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