「設定 - SSH」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
76行目: 76行目:
! style="background-color:#66CCFF;" | 説明
! style="background-color:#66CCFF;" | 説明
|-
|-
| Port || ポート番号 || sshdが使用するポート番号
| Port || ポート番号<br><br>デフォルトは、22 || sshdが使用するポート番号
|-
|-
| AddressFamily || any<br>inet<br>inet6 || sshdをIPv4、IPv6、IPv4とIPv6の両方のいずれかで有効にする。
| AddressFamily || any<br>inet<br>inet6<br><br>デフォルトは、any || sshdをIPv4、IPv6、IPv4とIPv6の両方のいずれかで有効にする。
|-
|-
| ListenAddress || host<br>IPv4のIPアドレス または IPv4のIPアドレス:<ポート番号><br>IPv6のIPアドレス または IPv6のIPアドレス:<ポート番号> || sshdが接続を受け付けるローカルアドレスを指定する。<br>Portが未指定の場合は、[Port]項目で指定したポート番号に対してListenする。
| ListenAddress || host<br>IPv4のIPアドレス または IPv4のIPアドレス:<ポート番号><br>IPv6のIPアドレス または IPv6のIPアドレス:<ポート番号><br><br>デフォルトは、以下の2つのアドレスである。<br>[::]:22<br>0.0.0.0:22 || sshdが接続を受け付けるローカルアドレスを指定する。<br>Portが未指定の場合は、[Port]項目で指定したポート番号に対してListenする。
|-
|-
| Protocol || 1<br>2<br>1,2 || sshdがサポートするSSHのプロトコルバージョン。<br>SSH1のみを使用する場合は1、SSH2のみを使用する場合は2、<br>両方使用する場合は"1,2"と設定する。<br><br><u>OpenSSH 7.4以降では、廃止された。</u>
| Protocol || 1<br>2<br>1,2 || sshdがサポートするSSHのプロトコルバージョン。<br>SSH1のみを使用する場合は1、SSH2のみを使用する場合は2、<br>両方使用する場合は"1,2"と設定する。<br><br><u>OpenSSH 7.4以降では、廃止された。</u>
|-
|-
| Hostkey || SSHサーバに保存している秘密鍵のファイルのパス || SSHで使用する秘密鍵が格納されているファイルのパスを指定する。
| Hostkey || SSHサーバに保存している秘密鍵のファイルのパス<br><br>デフォルトは、以下の3つのファイルである。<br>/etc/ssh/ssh_host_rsa_key<br>/etc/ssh/ssh_host_ecdsa_key<br>/etc/ssh/ssh_host_ed25519_key || SSHで使用する秘密鍵が格納されているファイルのパスを指定する。
|-
|-
| rekeylimit || 第1項目: 整数値(通信データ量)<br>K、M、Gのサフィックスも使用可能<br><br>第2項目: 整数値(秒)またはnone<br><br>デフォルトは、第1項目は0、第2項目は0 || SSHは、通信を暗号化するためにホストとクライアント間でセッション鍵を交換している。<br>暗号化を堅牢に行うために都度鍵を変更している。
| rekeylimit || 第1項目: 整数値(通信データ量)または<code>default</code><br>K、M、Gのサフィックスも使用可能<br><br>第2項目: 整数値(秒)または<code>none</code><br><br>デフォルトは、第1項目は0、第2項目は0 || SSHは、通信を暗号化するためにホストとクライアント間でセッション鍵を交換している。<br>暗号化を堅牢に行うために都度鍵を変更している。<br><br>第1項目に<code>default</code>を指定する場合、1[GB]から4[GB]の間の適切なタイミングで再生成を行う。<br>第2項目の<code>0</code>は<code>none</code>と等価である。
|-
|-
| KeyRegenerationInterval || 時間(秒) || SSH1では、サーバ鍵を指定した間隔ごとに自動的に再生成される。<br>その自動的に鍵を再生成する間隔を指定する。
| KeyRegenerationInterval || 時間(秒) || SSH1では、サーバ鍵を指定した間隔ごとに自動的に再生成される。<br>その自動的に鍵を再生成する間隔を指定する。<br><br><u>OpenSSH 7.x以降では、廃止された。</u>
|-
|-
| ServerKeyBits || ビット数 || SSH1で使用されるサーバ鍵のビット数。<br>最小値は512で、デフォルトは1024。
| ServerKeyBits || ビット数 || SSH1で使用されるサーバ鍵のビット数。(SSH2では無効)<br>最小値は512で、デフォルトは1024。<br>なお、ServerKeyBitsが対象としている鍵は、ephemeral keyである。(生成されたホスト鍵ではない)<br><br><u>現在のOpenSSHでは、廃止された。</u>
|-
|-
| SyslogFacility || ファシリティ名<br>デフォルトは、AUTH || sshdがsyslogサーバに出力するログメッセージのファシリティ(分類)を指定する。
| SyslogFacility || ファシリティ名<br>デフォルトは、AUTH || sshdがsyslogサーバに出力するログメッセージのファシリティ(分類)を指定する。
98行目: 98行目:
| LoginGraceTime || 時間(秒)<br>デフォルトは、120 || ユーザが指定時間内にログインできない場合、サーバの接続を自動的に切断する。
| LoginGraceTime || 時間(秒)<br>デフォルトは、120 || ユーザが指定時間内にログインできない場合、サーバの接続を自動的に切断する。
|-
|-
| PermitRootLogin || yes<br>no<br>without-password<br>forced-commands-only || rootでのログインを許可するかどうかを指定する。<br>without-passwordは、パスワードを使用したrootユーザのログインを拒否する。<br>forced-commands-onlyは、rootユーザの直接ログインを拒否するが、root権限を使用するコマンドのアクセスは許可する。
| PermitRootLogin || yes<br>no<br>without-password<br>forced-commands-only<br><br>デフォルトは、yes || rootでのログインを許可するかどうかを指定する。<br>without-passwordは、パスワードを使用したrootユーザのログインを拒否する。<br>forced-commands-onlyは、rootユーザの直接ログインを拒否するが、root権限を使用するコマンドのアクセスは許可する。
|-
|-
| StrictModes || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || ログイン前にユーザのディレクトリやファイルのパーミッションをチェックする。
| StrictModes || yes<br>no<br>デフォルトは、yes || ログイン前にユーザのディレクトリやファイルのパーミッションをチェックする。

案内メニュー