「Qtの基礎 - 管理者権限」の版間の差分

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== PolKit-Qt-1 ==
== PolKit-Qt-1 ==
==== PolKit-Qt-1とは ====
PolKit-Qt-1のライセンスは、<u>LGPL-2.1</u>に基づく。<br>
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PolKit-Qt-1は、Qtソフトウェアの開発者がPolKit APIを簡単に利用できるようにすることを目的としている。<br>
<code>QAction</code>クラスと<code>QAbstractButton</code>ボタンの便利なラッパーもあり、これらのコンポーネントをPolKitと簡単に統合することもできる。<br>
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PolKit-Qt-1は、以前のPolKit-Qtを直接置き換えるものではなく、PolKit-Qtのバックエンドであった旧PolicyKit(バージョン 0.9以下)と後方互換性はない。<br>
現在、旧PolicyKitはメンテナンスされていないため、PolKit-Qtは、PolKit-Qt-1またはKAuth(KDEフレームワーク)に移植することが推奨される。<br>
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PolKit-Qt-1は、以下に示す3つのライブラリに分かれている。<br>
* polkit-qt-core-1
*: GUIを使用せず、アクションや認証を制御することができる。
*: また、PolKitの権威に関する有用な情報を取得して、制御することができる。
*: 主に、<code>Authority</code>クラスが含まれている。
*: <br>
* polkit-qt-gui-1
*: GUIアイテムをpolkitのアクションと簡単に関連付けることができる。
*: いくつかのラッパークラスを通して、<code>QAction</code>クラスや<code>QAbstractButton</code>クラスをPolKitアクションに関連付けることができ、
*: それらのプロパティをPolKitの結果に応じて変更させることができる。
*: <code>Action</codE>クラス、<code>ActionButton</code>クラス、<code>ActionButtons</code>クラスの各クラスが含まれている。
*: <br>
* polkit-qt-agent-1
*: 非常にシンプルな方法により、独自のPolKit認証エージェントを記述することができる。
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<u>※注意</u><br>
<u>Qtライブラリだけでなく、KDEフレームワークのようなQt拡張に依存するソフトウェアを開発する場合、KDEフレームワークのKAuthを使用することを推奨する。</u><br>
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==== PolKit-Qt-1のインストール ====
==== PolKit-Qt-1のインストール ====
* パッケージ管理システムからインストールする場合
* パッケージ管理システムからインストールする場合

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