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== インクルードディレクトリの変更 == | == インクルードディレクトリの変更 == | ||
<code>make</code>コマンドの実行時において、参照するライブラリとヘッダファイルを指定する場合、<code>LDFLAGS</code>オプションと<code>CFLAGS</code>オプションを付加する。<br> | |||
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以下の例では、ホームディレクトリのlibディレクトリとincludeディレクトリを指定している。<br> | 以下の例では、ホームディレクトリのlibディレクトリとincludeディレクトリを指定している。<br> | ||
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export C_INCLUDE_PATH=<C言語のインクルードディレクトリ> | export C_INCLUDE_PATH=<C言語のインクルードディレクトリ> | ||
export CPLUS_INCLUDE_PATH=<C++のインクルードディレクトリ> | export CPLUS_INCLUDE_PATH=<C++のインクルードディレクトリ> | ||
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== インストールディレクトリの変更 == | |||
<code>make install</code>コマンドの実行時において、パッケージ内部のディレクトリ構造を変更せずに別の場所にインストールする場合、<code>DESTDIR</code>オプションを付加する。<br> | |||
例えば、インストールしたパッケージをtarballにして、別のPCにコピーする場合等に使用する。<br> | |||
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以下の例では、<code>configure</code>コマンドの実行時のプレフィックスとして/hogeディレクトリ、<br> | |||
<code>make install</code>コマンドでは、ホームディレクトリをインストール先のディレクトリとしてインストールしている。<br> | |||
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これにより、インストールディレクトリは、/home/<ユーザ名>/hogeディレクトリなる。<br> | |||
./configure --prefix=/hoge | |||
make -j $(nproc) | |||
make DESTDIR=/home/<ユーザ名> install | |||
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__FORCETOC__ | __FORCETOC__ | ||
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]] | [[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]] |