12,964
回編集
「インストール - GLIBC」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
編集の要約なし
編集の要約なし |
編集の要約なし |
||
| 10行目: | 10行目: | ||
wget http://ftp.gnu.org/gnu/glibc/glibc-x.xx.tar.gz | wget http://ftp.gnu.org/gnu/glibc/glibc-x.xx.tar.gz | ||
または | または | ||
git clone git://sourceware.org/git/glibc.git | |||
tar zxvf glibc-x.xx.tar.gz -C glibc-src | tar zxvf glibc-x.xx.tar.gz -C glibc-src | ||
<br> | <br> | ||
ビルド用ディレクトリに移動して、Makeファイルを作成する。<br> | ビルド用ディレクトリに移動して、Makeファイルを作成する。<br> | ||
標準の<code>--prefix=/usr</code> | 標準の<code>--prefix=/usr</code>ディレクトリを設定した後、一時的なインストールディレクトリにGNU標準変数<code>DESTDIR</code>を設定して、<br> | ||
makeコマンドとmake installコマンドを実行する。<br> | makeコマンドとmake installコマンドを実行する。<br> | ||
cd build | cd build | ||
| 29行目: | 29行目: | ||
これで、ビルドされたglibcが/home/ユーザ名/glibc/glibc-<バージョン名>ディレクトリにインストールされて、<br> | これで、ビルドされたglibcが/home/ユーザ名/glibc/glibc-<バージョン名>ディレクトリにインストールされて、<br> | ||
それに対して実行するアプリケーションをビルドすることができる。<br> | それに対して実行するアプリケーションをビルドすることができる。<br> | ||
<u> | <u>このビルドは、<code>--prefix</code>オプションで指定した/usrディレクトリからの相対的なパスの設定ファイルを参照する。</u><br> | ||
<br> | <br> | ||
次に、Linuxカーネルのヘッダファイル群が必要になるので、ダウンロードしてインストールする。<br> | 次に、Linuxカーネルのヘッダファイル群が必要になるので、ダウンロードしてインストールする。<br> | ||
| 41行目: | 41行目: | ||
<br> | <br> | ||
Linux x86やUbuntuにおいて、lib64ではなく、libを使用する必要がある。<br> | Linux x86やUbuntuにおいて、lib64ではなく、libを使用する必要がある。<br> | ||
<br><br> | |||
== glibcの確認 == | |||
新しくインストールしたglibcを使用してソフトウェアを実行する。<br> | |||
インストールディレクトリにあるtestrun.shを使用して、以下のようにコマンドを実行する。<br> | |||
./home/ユーザ名/glibc/glibc-<バージョン名>/testrun.sh /path/to/test/application | |||
<br><br> | <br><br> | ||
== 環境パスの設定 == | == 環境パスの設定 == | ||
インストールしたglibc-x. | インストールしたglibc-x.xxを使用するために、環境パスを設定する。<br> | ||
sudo vi /etc/ld.so.conf | sudo vi /etc/ld.so.conf | ||
<br> | <br> | ||