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===== 仮想マシンのGPUパススルーに関するエラー(error code 43) ===== | ===== 仮想マシンのGPUパススルーに関するエラー(error code 43) ===== | ||
仮想マシンのデバイスマネージャでグラフィックボードを確認すると、"エラー43:ドライバーの読み込みに失敗しました"と表示されて、正常に機能しない場合がある。<br> | 仮想マシンのデバイスマネージャでグラフィックボードを確認すると、"エラー43:ドライバーの読み込みに失敗しました"と表示されて、正常に機能しない場合がある。<br> | ||
この問題は、NVidia GeForceシリーズのみ起こり(QuadroやTeslaにはこの問題は無い)、ユーザが仮想マシンでそれらを使用しようとすると、機能を意図的に無効化する。 | この問題は、NVidia GeForceシリーズのみ起こり(QuadroやTeslaにはこの問題は無い)、ユーザが仮想マシンでそれらを使用しようとすると、機能を意図的に無効化する。<br> | ||
理由としては、仮想マシンでグラフィックカードを実行できるようになると、自社の製品の売上に悪影響を与える可能性があるからである。 | 理由としては、仮想マシンでグラフィックカードを実行できるようになると、自社の製品の売上に悪影響を与える可能性があるからである。<br> | ||
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GeforceのGPUパススルーを正常に動作させるには、ハイパーバイザがその存在を隠すことで出来る。 | GeforceのGPUパススルーを正常に動作させるには、ハイパーバイザがその存在を隠すことで出来る。<br> | ||
具体的な手順は以下の通りである。 | 具体的な手順は以下の通りである。<br> | ||
# まず、仮想マシンを停止する。 | # まず、仮想マシンを停止する。 | ||
# GPUパススルーを行う仮想マシンのxmlファイルを、以下のように編集する。 | # GPUパススルーを行う仮想マシンのxmlファイルを、以下のように編集する。 | ||
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# また、QEMU 4.0上において、仮想マシンにQ35チップセットを使用する場合、<code>features</code>セクション内に<code><ioapic driver = 'kvm' /></code>も追記する必要がある。 | # また、QEMU 4.0上において、仮想マシンにQ35チップセットを使用する場合、<code>features</code>セクション内に<code><ioapic driver = 'kvm' /></code>も追記する必要がある。 | ||
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===== ネットワーク ===== | ===== ネットワーク ===== | ||
VM起動時に下記のエラーが出力されて、VMが起動できないことがある。<br> | VM起動時に下記のエラーが出力されて、VMが起動できないことがある。<br> |