「Qtその他 - PySide6」の版間の差分

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なお、Qt (PySide6の基盤となっているフレームワーク) 自体には商用ライセンスも存在するが、PySide6はLGPLで提供されているため、LGPLの条件を満たせば商用利用も可能である。<br>
なお、Qt (PySide6の基盤となっているフレームワーク) 自体には商用ライセンスも存在するが、PySide6はLGPLで提供されているため、LGPLの条件を満たせば商用利用も可能である。<br>
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==== 組み込み機器で使用する場合 ====
LGPLライセンスの基本要件として、以下に示すような配置が必要となる。<br>
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ソフトウェア本体と共に、LGPLライセンスのテキストを提供する必要がある。<br>
* 製品付属のドキュメント(取扱説明書など)にライセンステキストを掲載する。
* 製品内の読み取り可能なファイルシステム上にライセンスファイルを配置する。
* 製品のUIからアクセス可能なメニューやページでライセンス情報を表示する。
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さらに、以下に示すような情報へのアクセス方法も提供する必要がある。<br>
* PySide6のソースコードの入手方法
* 使用しているPySide6のバージョン情報
* PySide6モジュール本体に改変を加えた場合は、その改変内容
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<syntaxhighlight lang="python">
# 実装の具体例
# ライセンス情報を表示するための関数例
def show_license_info():
    license_text = """
    PySide6 is licensed under the GNU Lesser General Public License v3.
    Complete license text can be found at:
    /usr/share/licenses/PySide6/LICENSE
    Source code is available at:
    https://download.qt.io/official_releases/QtForPython/
    Version: PySide6 6.x.x
    """
    # UIでの表示やファイル出力等の処理
    # ...略
</syntaxhighlight>
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組み込み機器の特性上、全てのソースコードを機器内に保存することが現実的でない場合は、Webサイトでの提供や要求に応じて提供する方法も認められている。<br>
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