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ビルドディレクトリにあるtestrun.shファイルを使用して、以下のようにコマンドを実行する。<br> | ビルドディレクトリにあるtestrun.shファイルを使用して、以下のようにコマンドを実行する。<br> | ||
/<GLIBCのビルドディレクトリ>/build/testrun.sh <実行するソフトウェアのパス> | /<GLIBCのビルドディレクトリ>/build/testrun.sh <実行するソフトウェアのパス> | ||
<br><br> | |||
== GLIBCを使用したソフトウェアを実行 == | |||
GLIBCを使用してソフトウェアを実行する場合、再リンクする必要がある。<br> | |||
<br> | |||
# まず、個別にインストールしたGLIBCのld-linux-x86-64.so.2ライブラリを直接実行して、パラメータとしてソフトウェアのパスを渡す。<br>これにより、ソフトウェアを再ビルドすることなく、ld-linux-x86-64.so.2ライブラリを置き換えることができる。 | |||
/<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib/ld-linux-x86-64.so.2 \ | |||
--library-path /<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib64:/<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib:/usr/lib64:/usr/lib:/lib64:/lib \ | |||
<ソフトウェアの実行ファイルのパス> | |||
<br> | |||
<syntaxhighlight lang="sh"> | |||
# FileZillaを実行する場合 | |||
export PATH="/<FileZillaのインストールディレクトリ>/bin:$PATH"; \ | |||
export FZ_DATADIR="/<FileZillaのインストールディレクトリ>/share/filezilla" | |||
/<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib/ld-linux-x86-64.so.2 \ | |||
--library-path /<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib64:/<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib:/usr/lib64:/usr/lib:/lib64:/lib \ | |||
/<FileZillaのインストールディレクトリ>/bin/filezilla | |||
</syntaxhighlight> | |||
<br><br> | <br><br> | ||