「インストール - Samba」の版間の差分

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| hide files || 特定のファイルやディレクトリを非表示にする。<br><br>例: hide files = /lost+found/*/
| hide files || 特定のファイルやディレクトリを非表示にする。<br><br>例: hide files = /lost+found/*/
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| hide dot files || ドットで始まるファイルを隠すかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: hide dot files = yes
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| follow symlinks || シンボリックリンクをたどるかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: follow symlinks = yes
| follow symlinks || シンボリックリンクをたどるかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: follow symlinks = yes
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| case sensitive || ファイル名の大文字小文字を区別するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code> または <code>auto</code><br><br>例: case sensitive = auto
| case sensitive || ファイル名の大文字小文字を区別するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code> または <code>auto</code><br><br>例: case sensitive = auto
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| hide dot files || ドットで始まるファイルを隠すかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: hide dot files = yes
| dos filetimes || DOSスタイルのファイルタイムスタンプを使用するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: dos filetimes = yes
|}
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==== [profiles]セクション ====
[profiles]セクションは、ユーザプロファイル (ローミングプロファイル) を保存するために使用される特別なセクションである。<br>
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[profiles]セクションは主にWindows クライアントのローミングプロファイルを扱うために使用する。<br>
このセクションの設定は、ネットワーク環境やセキュリティポリシーに大きく依存する。<br>
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これらのキーを使用して、ユーザプロファイルの共有動作をカスタマイズできる。<br>
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<u>※注意</u><br>
* セキュリティ
*: プロファイルには個人情報が含まれる可能性があるため、適切なアクセス制御が重要である。
* パフォーマンス
*: プロファイルが大きくなると、ログオン/ログオフ時間に影響を与える可能性がある。
* 互換性
*: Windowsのバージョンによっては、プロファイルの扱いが異なる場合がある。
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{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
|+ [profiles]セクションの設定項目
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! style="background-color:#66CCFF;" | キー
! style="background-color:#66CCFF;" | 意味
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| path || ホームディレクトリの基本パスを指定する。<br><br>例: path = /home/%S
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| profile acls || プロファイルのACL (アクセス制御リスト) を有効にするかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: profile acls = yes
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| strict sync || 同期書き込みを厳密に行うかどうかを指定する。<br><br><code>yes</code>の場合<br>各書き込み操作後に即座にディスクに同期する。<br>データの一貫性は高まるが、パフォーマンスが低下する可能性がある。<br><br><code>no</code>の場合<br>即座の同期を行わず、システムの標準的なバッファリングを使用する。<br>パフォーマンスは向上するが、突然のシャットダウン時にデータが失われるリスクが高まる。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: strict sync = no
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| csc policy || クライアント側のキャッシュポリシーを指定する。<br>値: <code>manual</code>, <code>documents</code>, <code>programs</code>, <code>disable</code><br><br>例: csc policy = disable
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| dos filetimes || DOSスタイルのファイルタイムスタンプを使用するかどうかを指定する。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: dos filetimes = yes
| roaming profiles || ローミングプロファイルの動作を制御する。<br>ローミングプロファイルは、ユーザが異なるPCにログインしても同じ設定やデスクトップ環境を維持できるようにする機能である。<br>値: <code>yes</code> または <code>no</code><br><br>例: roaming profiles = yes<br><br><code>yes</code>の場合<br>ユーザがログアウトする時にプロファイルがサーバに保存されて、別のPCでログインする時にそのプロファイルがロードされる。<br><br><code>no</code>の場合<br>ローカルプロファイルのみが使用されて、プロファイルはサーバに保存されない。
|}
|}
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==== [printers]セクション ====
==== [printers]セクション ====

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