シェルスクリプトの設定 - VSCode

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概要

ここでは、VSCodeを使用してシェルスクリプトを開発する方法を記載する。


拡張機能のインストール

Bash

以下の3種類の拡張機能をインストールする。

  • Bash Beautify
    シンタックスハイライト
    この拡張をインストールするだけで動作する


  • Bash Debug
    VSCodeのデバッグ機能を拡張する。
    VSCodeの[構成の追加]を選択して、.vscode/launch.jsonに追記する。(下記は、デバッグ時に対象のファイルを選択する例)
 "version": "0.2.0",
 "configurations": [
    {
       "type": "bashdb",
       "request": "launch",
       "name": "Bash-Debug (select script from list of sh files)",
       "cwd": "${workspaceFolder}",
       "program": "${command:SelectScriptName}",
       "terminalKind": "integrated",
       "args": []
    }
 ]


シェルスクリプトをデバッグする時、以下のエラーが出力される場合がある。
これは、シェルスクリプトの標準入力にターミナルを接続していないために発生する。
/dev/stdin: No such device or address

ターミナルを接続するため、シェルスクリプトのワークスペースにあるjsonファイルにおいて、以下の設定を追記する。
"terminalKind": "integrated"


  • Bash IDE
    コマンドの補完、定義の確認(man)、VSCodeのアウトライン表示等を行う。


  • ShellCheck
    静的解析により、シェルスクリプトの問題点を分析して、より良い構文を提案するCLIのLinterツールである。
    構文の問題点やバグだけでなく、推奨されない構文も表示する。


Zsh

  • Zsh Debug
    VSCodeのデバッグ機能を拡張する。
    VSCodeの[構成の追加]を選択して、.vscode/launch.jsonに追記する。(下記は、デバッグ時に対象のファイルを選択する例)
 "version": "0.2.0",
 "configurations": [
    {
       "type": "zshdb",
       "request": "launch",
       "name": "Zsh-Debug (simplest configuration)",
       "cwd": "${workspaceFolder}",
       "program": "${file}",
       "args": [],
       "terminalKind": "integrated"
    }
 ]


  • Shell Syntax
    Bash、Zsh、shのシンタックスハイライト
    この拡張をインストールするだけで動作する。