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概要



固有値 / 固有ベクトルの定義

固有値・固有ベクトルの定義

構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle A \vec{x} =\lambda \vec{x}}

が成立する時、  を行列Aの固有ベクトル、  を行列Aの固有値という。

ただし、Aは正方行列、   でないベクトル、  はスカラーである。



固有空間の定義

固有値および固有ベクトルに関連する概念として、固有空間がある。

固有空間の定義

正方行列Aの固有値   に対して、
 
で定まる線型空間  ​ のことを、Aの固有値λの固有空間という。


つまり、固有空間とは同じ固有値λに対応する固有ベクトルを集めた集合である。
ただし、ゼロベクトルも固有空間の元である。


特性方程式

  • 固有値を求めるために必要な定理

  が 行列Aの固有値  
この   を行列Aの特性方程式 (固有方程式) という。


固有値の求め方

例題.

  の固有値と固有ベクトルを求めよ。


解答.

 

したがって、特性方程式は
 

 


したがって、固有値は   となる。


固有ベクトルの求め方

例題.   において   に対応する固有ベクトル

 
の解が固有ベクトルである。

 

 

より、 

固有ベクトルは   の定数倍


例題.   に対応する固有ベクトル
構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle (A - 4I) \vec{x} = \begin{pmatrix} -1 & 1 \\ 2 & -2 \end{pmatrix} \vec{x} = 0}

の解が固有ベクトルである。

構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle   \begin{pmatrix} -1 & 1 \\ 2 & -2 \end{pmatrix} \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix} = 0  }


構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle   \begin{cases}  -x + y &= 0 \\  2x - 2y &= 0 \\  \end{cases}  }


より、構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle x = 1, \, y = 1}


固有ベクトルは 構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \begin{pmatrix} 1 \\ 1 \end{pmatrix}}
 の定数倍


※注意
3次の正方行列の場合、特性方程式が3次方程式になり、固有ベクトルを3本求める必要がある。