「インストール - Qt6 Raspberry Pi」の版間の差分

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*: 最後に、[Finish]を選択して終了する。
*: 最後に、[Finish]を選択して終了する。
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<u>Raspberry Pi 4Bでは、Broadcom EGLはサポートされていないため、Qt 5を使用する場合は、KMSを有効にする必要がある。</u><br>
<u>Raspberry Pi 4Bでは、Broadcom EGLはサポートされていないため、Qt 6を使用する場合は、KMSを有効にする必要がある。</u><br>
また、KMSを有効にするには、<u>libgles2-mesa-dev</u>ライブラリと<u>libgbm-dev</u>ライブラリをインストールする必要がある。<br>
また、KMSを有効にするには、<u>libgles2-mesa-dev</u>ライブラリと<u>libgbm-dev</u>ライブラリをインストールする必要がある。<br>
* GL(FAKE KMS)を有効にする手順
* GL(FAKE KMS)を有効にする手順
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Raspbian Busterのソフトウェアをアップデートする。<br>
Raspbian Busterのソフトウェアをアップデートする。<br>
  sudo apt-get update
  sudo apt update
  sudo apt-get dist-upgrade
  sudo apt dist-upgrade
  sudo reboot
  sudo reboot
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<u>※注意</u><br>
<u>※注意</u><br>
<u>Raspberry Pi 4BでQt 5.15を実行するには、KMSを使用する必要がある。</u><br>
<u>Raspberry Pi 4BでQt 6を実行するには、KMSを使用する必要がある。</u><br>
<u>libgles2-mesa-devおよびlibgbm-devがインストールされていることを確認すること。</u><br>
<u>libgles2-mesa-devおよびlibgbm-devがインストールされていることを確認すること。</u><br>
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  # その他
  # その他
  sudo apt build-dep libqt5webengine-data  # WebEngineを使用する場合
  sudo apt build-dep libqt6webengine-data  # WebEngineを使用する場合
  sudo apt build-dep libqt5webkit5         # WebKitを使用する場合
  sudo apt build-dep libqt6webkit6         # WebKitを使用する場合
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マルチメディア関連やBluetooth等を使用する場合、下表に示す任意のパッケージをインストールする。<br>
マルチメディア関連やBluetooth等を使用する場合、下表に示す任意のパッケージをインストールする。<br>
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ビルドしたQtソフトウェアをRasberry Piにデプロイするためのディレクトリを作成する。<br>
ビルドしたQtソフトウェアをRasberry Piにデプロイするためのディレクトリを作成する。<br>
加えて、Qtライブラリを配置するディレクトリも作成する。<br>
加えて、Qtライブラリを配置するディレクトリも作成する。<br>
  mkdir -p ~/InstallSoftware/QtApplication ~/InstallSoftware/Qt_5_x_x_EGL ~/InstallSoftware/Qt_5_x_x_XCB
  mkdir -p ~/InstallSoftware/QtApplication ~/InstallSoftware/Qt_6_x_x_EGL ~/InstallSoftware/Qt_6_x_x_XCB
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次のセクションにおいて、<code>rsync</code>コマンドを使用してLinux PCとRaspberry Piのファイルを同期する。<br>
次のセクションにおいて、<code>rsync</code>コマンドを使用してLinux PCとRaspberry Piのファイルを同期する。<br>