「インストール - Git」の版間の差分

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そこで、リモートリポジトリを操作する時にどの鍵を使用するか任意で指定できる方法を記載する。<br>
そこで、リモートリポジトリを操作する時にどの鍵を使用するか任意で指定できる方法を記載する。<br>
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===== Gitのバージョンを確認 =====
==== Gitのバージョンの確認 ====
この方法は、Git 2.3以降から使用できるので、インストールされているGitのバージョンを確認する。<br>
Git 2.3以降から使用できる。<br>
  git --version
  git --version
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===== リモートリポジトリ操作時に鍵を指定する =====
==== リモートリポジトリ操作時に鍵を指定する ====
リモートリポジトリを操作する時に鍵を任意で指定するコマンドは、GIT_SSH_COMMANDという環境変数を使用する。<br>
リモートリポジトリを操作する時に鍵を任意で指定するコマンドは、環境変数<code>GIT_SSH_COMMAND</code>を使用する。<br>
  GIT_SSH_COMMAND='ssh -i 秘密鍵のパス' gitコマンド
  # ~/.profile, ~/.bashrc, ~/.zshrc等に追記する
export GIT_SSH_COMMAND='ssh -i 秘密鍵のパス'
# 使用例
GIT_SSH_COMMAND git <...略>
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例えば、git cloneの場合は以下となる。<br>
例えば、git cloneの場合は以下となる。<br>
  GIT_SSH_COMMAND='ssh -i ~/.ssh/id_rsa_01' git clone リモートリポジトリ
  # ~/.profile, ~/.bashrc, ~/.zshrc等に追記する
export GIT_SSH_COMMAND='ssh -i ~/.ssh/id_rsa_01'
# 出力例
GIT_SSH_COMMAND git clone <オプション> <リモートリポジトリ>
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また、git pushの場合は以下となる。<br>
以下の例では、上記で作成した環境変数と組み合わせて、<code>git push</code>コマンドを使用している。<br>
  GIT_SSH_COMMAND='ssh -i ~/.ssh/id_rsa_01' git push origin master
  # ~/.profile, ~/.bashrc, ~/.zshrc等に追記する
export GIT_SSH_COMMAND='ssh -i ~/.ssh/id_rsa_01'
# 使用例
GIT_SSH_COMMAND git push origin master
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__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:RHEL]][[カテゴリ:SUSE]]
[[カテゴリ:RHEL]][[カテゴリ:SUSE]]