「インストール - Samba」の版間の差分

1行目: 1行目:
== 概要 ==
== 概要 ==
ここでは、Sambaを使用してファイルサーバを構築する。<br>
Sambaは、Linux上でWindowsのネットワーク機能を実現するソフトウェアである。<br>
ネットワークに接続していないと、Sambaをインストールしても外部からアクセスができないので、既存のネットワークに接続すること。<br>
Sambaを導入すると、Windowsのファイルサーバと同じ役割を果たす、または、WindowsファイルサーバをLinuxから利用することもできる。<br>
必ず、Linuxを固定IPアドレスに設定すること。(ここでは192.168.1.5とする)<br>
つまり、Windowsファイルサーバのクライアント機能も持っている。<br>
<br>
その他、プリンタサーバの機能や、企業で使用されるWindowsドメイン(Active Directory)のサーバになる機能も持つ。<br>
Samba 4以降において、Windowsのドメインコントローラとなることができるため、既存のWindowsサーバを丸ごと置き換えることも可能である。<br>
<br>
Sambaを使用してファイルサーバを構築するには、クライアント端末からアクセスができるようにするため、既存のネットワークに接続する必要がある。<br>
また、サーバを静的IPアドレスに設定することが必要である。<br>
<br>
<center>
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
|-
! style="background-color:#66CCFF;" | サーバプロセス
! style="background-color:#66CCFF;" | 説明
|-
| smbd || ファイル共有、認証等
|-
| nmbd || ブラウジング機能、NetBIOS名前解決、WINSサーバ等
|-
| winbindd || Winbind機能
|}
</center>
<br>
<center>
{| class="wikitable" | style="background-color:#fefefe;"
|-
! style="background-color:#66CCFF;" | ポート番号
! style="background-color:#66CCFF;" | 説明
|-
| 137 / UDP || NetBIOS名前解決やブラウジング
|-
| 138 / UDP || NetBIOS名前解決やドメインログオン
|-
| 139 / TCP || ファイル共有
|-
| 445 / TCP || ファイル共有
|}
</center>
<br><br>
<br><br>