「インストール - GLIBC」の版間の差分

123行目: 123行目:
ld-linux.so.2ライブラリへの絶対パスは、リンク時に実行ファイルにハードコードされており、<br>
ld-linux.so.2ライブラリへの絶対パスは、リンク時に実行ファイルにハードコードされており、<br>
リンク後に簡単に変更することはできない。(patchelfを使用することで可能である)<br>
リンク後に簡単に変更することはできない。(patchelfを使用することで可能である)<br>
<br>
新しくインストールしたGLIBCで動作するソフトウェアを使用する場合、以下のようにビルドする。<br>
./configure --prefix=<インストールするソフトウェアのディレクトリ> \
LDFLAGS="-Wl,-rpath <GLIBCのインストールディレクトリ> -Wl,-dynamic-linker=<GLIBCのインストールディレクトリ>/lib64/ld-linux.so.2"
<br>
リンカオプションのrpathオプションは、ランタイムローダがGLIBCのインストールディレクトリにあるライブラリを検索する設定である。<br>
-dynamic-linkerオプションは、ld-linux.so.2へのパスをソフトウェアに焼き付ける設定である。<br>
<br>
ソフトウェアを再リンクする場合、以下の方法がある。<br>
* 適切なchroot環境を設定する。
* rtldiとバイナリエディタを使用する。
* patchelfを使用する。
<br><br>
<br><br>


__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]]
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]][[カテゴリ:Raspberry_Pi]]