「Gitの基礎 - Gitの概要」の版間の差分

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  user.email=<メールアドレス>
  user.email=<メールアドレス>
  ...
  ...
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== SSH接続 ==
例えば、以下の状況で運用しているGitのリモートリポジトリに接続する。<br>
* リモートリポジトリがあるサーバ
*: repository.example.jp (192.168.1.10)
* リモートリポジトリのディレクトリ
*: /home/ユーザ名/repository/repo.git
* ユーザ名
*: hoge
* 接続方法
*: SSH
* ポート番号
*: 22
<br>
この時、以下のコマンドを実行することで、リモートリポジトリにアクセスできる。<br>
git clone ssh://hoge@repository.example.jp:22/home/ユーザ名/repository/repo.git
<br>
ここで、SSHログイン時にパスワード認証ではなく鍵認証している場合、<br>
秘密鍵のファイル名が標準のid_rsaファイルであるならば、上記のコマンドでアクセスできる。<br>
<br>
しかし、運用上の都合で秘密鍵がid_rsaファイル以外にも複数存在している時がある。<br>
そこで、秘密鍵が複数存在している場合は、サーバごとの秘密鍵の名前を示すための設定ファイルを作成する。<br>
<br>
<br>
 
以下の内容で、設定ファイルである~/.ssh/configファイルを作成する。<br>
 
このファイルでは、複数のサーバの設定が記載できる。<br>
<br>
また、~/.ssh/configの設定は、Gitに限らず、全てのSSH接続で参照される。<br>
# ~/.ssh/configファイル
Host repo.remote
    HostName repository.example.jp
    User hoge
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.repo.remote
    Port 22
Host repo.local
    HostName 192.168.1.100
    User huga
    IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.repo.local
    Port 22
<br>
以下に、設定項目の説明を記載する。<br>
* Host
*: 任意の名前(エイリアスとして使用する)
* HostName
*: 接続するサーバのIPアドレスやFQDN
* User
*: サーバのユーザ名
* IdentityFile
*: 秘密鍵ファイルのフルパス
* Port
*: SSHのポート番号
<br>
~/.ssh/configファイルの作成後は、アクセス権限を変更する。<br>
chmod 600 ~/.ssh/config
chmod 700 ~/.ssh
<br>
~/.ssh/configファイルの作成後は、以下のコマンドで接続できる。<br>
git clone ssh://repo.remote/home/ユーザ名/repository/repo.git
<br>
単純にサーバへSSH接続するだけなら、以下のようにコマンドを実行する。<br>
# repository.example.jpへssh接続
ssh repo.remote
# 192.168.1.100へssh接続
ssh repo.local
<br><br>


__FORCETOC__
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[[カテゴリ:Git]]
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