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MFCの基礎 - マルチスレッド (ソースを閲覧)

2024年12月26日 (木) 02:36時点における版

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ビューロクラット、インターフェース管理者、管理者

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 <br><br>
-== 注意事項 ==
+== 画面の更新 ==
-UpdateData(TRUE)およびUpdateData(FALSE)等はマルチスレッド内で呼ぶことができない。<br>
+ワーカースレッド内において、<code>UpdateData</code>関数等の画面を描画するような関数は実行することができない。<br>
 <br>
-AfxGetMainWnd()の戻り値は、m_pLoadXMLThread->m_pMainWndに渡したウィンドウである。<br>
+<code>AfxGetMainWnd</code>関数の戻り値は、m_pLoadXMLThread->m_pMainWndに渡したウィンドウである。<br>
-設定しないとNULLが返り、また、ダイアログのCreate関数も呼ぶことができない。<br>
+設定しない場合は<code>NULL</code>となり、また、ダイアログの<code>Create</code>関数も呼ぶことができない。<br>
-そこで、スレッドの処理と同期してUIを更新する場合(UpdateData(TRUE)をスレッドから同期して呼ぶ場合)は、<br>
+<br>
-下記のようにスレッド内からメインウィンドウにメッセージを送る。<br>
+そのため、ワーカースレッドの処理と同期して画面を更新する場合 (UpdateData(TRUE)をスレッドから同期して実行する場合) は、<br>
+以下に示すようにワーカースレッド内からメインウィンドウにメッセージを送信する。<br>
+メインウインドウは、メッセージを受信して任意の処理を行う。<br>
 <br>
   <syntaxhighlight lang="cpp">
-  // stdafx.h
+  // stdafx.hファイル
   //------------------------------------------------------------------------
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 <br>
   <syntaxhighlight lang="c++">
-  // CFileView.cpp
+  // CFileView.cppファイル
-  // スレッドからメイン処理にメッセージを送る ＆ 受け取って処理
+  // まず、ワーカースレッドからメイン処理にメッセージを送信する
+ // 次に、メッセージを受信して任意の処理を行う
   BEGIN_MESSAGE_MAP(CFileView, CDockablePane)
      // UserMessage
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 <br>
   <syntaxhighlight lang="c++">
-  // CFileView.h
+  // CFileView.hファイル
   class CFileView
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 <br>
 後は、SendMessage関数を受け取った側で処理を行えばよい。<br>
-受け取り側では、UpdateData(TRUE)およびUpdateData(FALSE)等を呼ぶことができる。<br>
+受信側では、UpdateData(TRUE)、および、UpdateData(FALSE)等を呼ぶことができる。<br>
 <br>
-ここでスレッドを待つWaitForSingleObject関数を使用した場合、デッドロックになるので気をつけること。<br>
+<u>この時、スレッドの終了を待機するWaitForSingleObject関数を使用する場合、デッドロックになることに注意する。</u><br>
-スレッドの終了時に何らかの処理を行うのであれば、今回のようにスレッド終了時に"メッセージをメインウィンドウへ送る"ことで解決できる。<br>
+スレッドの終了時に何らかの処理を行うのであれば、上記のようにスレッド終了時に"メッセージをメインウィンドウへ送信する"ことにより解決できる。<br>
 <br><br>
 __FORCETOC__
 [[カテゴリ:MFC]]