「設定 - ファイヤーウォール」の版間の差分

 
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自動起動が停止されているかどうかを確認する。<br>
自動起動が停止されているかどうかを確認する。<br>
  sudo systemctl is-enabled firewall
  sudo systemctl is-enabled firewall
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== firewall-cmdコマンドのオプション ==
==== --permanentオプション ====
設定変更を永続化して、再起動後も維持させる。<br>
このオプションを付加しない場合、変更は一時的で再起動すると失われる。<br>
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永続設定と実行中の設定は別々に管理される。<br>
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==== --zoneオプション ====
ファイアウォールゾーンを指定する。<br>
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代表的なゾーンを以下に示す。<br>
* public
*: 外部からの接続を制限する。(デフォルト)
* trusted
*: 全ての接続を許可する。
* home
*: 内部ネットワーク向け。
* dmz
*: 一部のサービスのみ公開する。
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特に、--permanentオプションと--zoneオプションの2つのオプションは組み合わせて使用することが多い。<br>
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==== --stateオプション ====
ファイアウォールの稼働状態を確認する。<br>
running または not running という形式で状態が表示される。<br>
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これは、サービスの正常性確認やトラブルシューティング時に使用する。<br>
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==== --runtime-to-permanentオプション ====
現在実行中の一時的な設定を永続設定に変換する。<br>
例えば、--permanentオプションを付加せずにポート開放した後に、その設定を永続化する場合に使用する。<br>
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これにより、再起動後も設定が維持される。<br>
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一般的に、--permanentオプションを付加して直接永続設定を行うが、一時設定を試した後に永続化する場合等に使用する。<br>
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