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概要

記述統計において、2変数間の相関がある時、
一方の変数xから他方の変数yの関係式を求める方法である回帰分析を学習する。


回帰分析とは

N個のデータの組x1、y1、...、xN、yNについて、
直線モデル(回帰直線)  を当てはめて、データの分布を表す直線を計算することである。

これは、直線の傾きaと切片bを変化させて決める。

2変数間の相関係数rxyの絶対値が大きい場合に有効である。

 
 

以上のことから、回帰直線は次式となる。
 


回帰分析の使い道

  • 回帰直線を使用して、yの推定に利用する。
    構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \hat{y} = ax + b = a(x - \bar{x}) + \bar{y}}

  • 代入するxの値には注意が必要である。
    • 内挿 (問題なし)
      構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \mbox{元 デ ー タ の 最 小 x} \leqq \mbox{代 入 す る x} \leqq \mbox{元 デ ー タ の 最 大 x}}
    • 外挿 (問題あり : 範囲外での推定精度は保証できないため)
      構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \mbox{代 入 す る x} \leqq \mbox{元 デ ー タ の 最 小 x}}
      または
      構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \mbox{元 デ ー タ の 最 大 x} \leqq \mbox{代 入 す る x}}

      ただし、外挿しても問題ない場合もあるため、推定結果が妥当かどうかを常に考えることが重要である。



回帰分析の推定精度

回帰分析の推定精度を表すには、寄与率R2を用いる。
構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle R^2 = 1 - \frac{S_e}{\sum_{i=1}^N {(y_i - \bar{y})^2}}}

  • 寄与率R2は、0〜1の範囲にあり、回帰直線の精度が高いほど寄与率は1に近づく。
  • 相関係数rxyの2乗が寄与率R2に等しい。
    構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle R^2 = (r_{xy})^{2} = \mbox{( 相 関 係 数 )}^{2}}



回帰分析の原理

N個のデータの組(x1, y1)、...、(xN, yN)について、直線モデル(回帰直線)構文解析に失敗 (SVG (ブラウザーのプラグインで MathML を有効にできます): サーバー「https://wikimedia.org/api/rest_v1/」から無効な応答 ("Math extension cannot connect to Restbase."):): {\displaystyle \hat{y} = ax + b} を当てはめる時、
実際には誤差があるため、元の値yiと回帰直線の式で推定した値  の差が最小になるようにしなくてはならない。

 


真値との誤差の2乗   の総和が最小になれば、直線モデル(回帰直線)が最良になる。

元の値yiと回帰直線で推定した値   の差(誤差   が最小になるようにするには、
全データの誤差の2乗( )の和が最小になるように、直線の傾きaと切片bを決める。

これを、最小2乗法と呼ぶ。
 

全データ組の誤差の2乗和Seを最小にする回帰係数a、bを求める。
 

上記の回帰係数を求めるには、Seの偏微分の結果が0となる鞍点を求める。
 

 

上記の2式を整理して次式とする。
これらを、正規方程式と呼ぶ。
  … (1)
  … (2)

上式を全データ組Nで除算する。
 

したがって、回帰直線の切片bは、傾きa、xの平均、yの平均で求めることができる。

  を下式に代入する。
 
 

全データ組の誤差の2乗和Seが最小になる回帰係数は、
 
 

したがって、回帰直線は全データ組の平均値xとyを通る。
 

最小となったSeの値は、次式となる。