インストール - Mono(SUSE)
概要
ここでは、MonoDevelop IDEをインストールして開始する方法を記載する。
また、MonoDevelopを使用すると、Linux、Windows、Mac OS XでデスクトップおよびWebアプリケーションを作成できる。
さらに、MonoDevelopにより、開発者はVisual Studioで作成された.NETアプリケーションをLinuxおよびMac OS Xに簡単に移植でき、
全てのプラットフォームで単一のコードベースを維持できる。
Mono Completeのインストール
1クリックインストール
こちらのWebサイトからMono Completeをインストールする。
ソースコードからインストール
Monoの公式Webサイトに記載されている方法で、ソースコードからコンパイルしてインストールする。
まず、Monoの依存関係のライブラリをインストールする。
sudo zypper install git autoconf libtool automake gettext cmake python3 curl
次に、Monoの公式Webサイトからソースコードをダウンロードして解凍する。
tar xf mono-<バージョン名>.tar.xz
Monoのソースコードをコンパイルしてインストールする。
この時、ビルドディレクトリは作成しないこと。(ビルドディレクトリを作成してビルドする場合、configure
スクリプトでエラーが出力される)
cd mono-<バージョン名> # Tarballの場合 ./configure --prefix=$HOME/InstallSoftware/Mono # Gitからソースコードをダウンロードした場合 ./autogen.sh --prefix=$HOME/InstallSoftware/Mono make -j $(nproc) make install
※注意 1
Gitからソースコードをダウンロードしてコンパイルする場合、C#コンパイラが必要なため、既にMonoがインストールされている必要がある。
パッケージ管理システムでMonoをインストールした後、以下のコマンドを実行する。
git clone https://github.com/mono/mono.git cd mono ./autogen.sh --prefix=$HOME/InstallSoftware/Mono make make install
※注意 2
公式リポジトリを追加して、より新しいMono Completeをインストールする方法もある。
ただし、動作未検証のため注意すること。
# openSUSE Leap 15.2 sudo zypper ar -cfp 90 http://download.opensuse.org/repositories/Mono/openSUSE_Leap_15.2 Mono # openSUSE Leap 15.3 sudo zypper ar -cfp 90 http://download.opensuse.org/repositories/Mono/15.3 Mono
MonoDevelopのインストール
ターミナルを起動して、MonoDevelopのリポジトリを有効にする。
こちらのWebサイトからMonoDevelopのリポジトリを追加する。
次に、以下のコマンドを実行して、MonoDevelopをインストールする。
sudo zypper in monodevelop
MonoDevelopの起動
デスクトップランチャーから、MonoDevelopを起動する。
または、ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行する。
monodevelop