インストール - Apache2(Raspberry Pi)

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2023年2月19日 (日) 07:29時点におけるWiki (トーク | 投稿記録)による版 (→‎PHP7.3のインストールと実行)
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概要

Raspberry Pi 3でWebサーバを構築する。
Webサーバを構築して、PHP等で作成したWebページを介してGPIOを制御するところまで記載する。


Apache2のインストール

まず、WebサーバーソフトウェアのApache2をインストールするため、以下のコマンドを実行する。

sudo apt-get install apache2


インストールが完了したら、Webブラウザに http://localhost と入力する。
"It Works!"と記載された下記のWebページが表示されれば、Apache2のインストールは完了である。

Apache2 Raspberry Pi 1.jpg

Apacheのルートディレクトリのパスは/var/www/htmlで、上記のWebページはこのディレクトリにあるindex.htmlである。

また、CGIファイルのディレクトリのパスは/usr/lib/cgi-bin/である。
ここで、test.cgiファイルを作成して表示する。
test.cgiファイルの内容は下記の通りである。
また、一般ユーザでも実行できるようにするため、以下のコマンドを実行する。

sudo chmod 755 /usr/lib/cgi-bin/test.cgi

--test.cgiの内容--
#!bin/bash
echo "Content-type:text/html"
echo "Test!!"


test.cgiファイルを実行するため、Webブラウザに http://localhost/cgi-bin/test.cgi と入力する。
Webブラウザに"Test!!"という文字が表示されれば完了である。


PHPのインストール

次に、PHPをインストールする。
PHPのインストール手順は、インストール - PHPを参照する。

PHPが正常に動作するかどうかを確認するため、/var/www/htmlディレクトリに対して、以下に示すPHPファイルを作成する。

sudo vi /var/www/html/index.php


 # /var/www/html/index.phpファイル
 
 <?php
 phpinfo();
 ?>


Webブラウザで http://localhost と入力する。
PHPの情報の一覧が表示されている場合は、PHPが正常に動作している。


Apache2の起動・停止・再起動

Apache2の起動は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl start httpd


Apache2の停止は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl stop httpd


Apache2の再起動は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl restart httpd



Apache2の自動起動の確認・停止

Raspbianの起動時にApache2が自動起動の設定を確認する。(デフォルトでは自動起動になっている)
Apache2の自動起動を確認するには、以下のコマンドを実行する。

ls /etc/rc2.d/
Apache2 Raspberry Pi 2.jpg


もし、Apache2の自動起動を停止したい場合は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl disable httpd


最後に、Apache2の自動起動が停止されていることを確認するため、再度、以下のコマンドを実行する。

ls /etc/rc2.d/