インストール - Git
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概要
aptやyum等のLinuxのパッケージマネージャーでインストールしたGitはバージョンが古いことが多い。
パッケージ一覧を返すコマンド(yum list installedまたはrpm -qa)を使用して、
文字列検索するgrepコマンドにパイプで渡すことで探したいパッケージ名の一覧を得ることができる。
Gitのバージョンが古くても最低限のことは問題ないが、Git2.8以降では、user.useConfigOnly という設定が追加され、
これを有効にすることで、ユーザ名やメールアドレスを設定していない時に環境変数を使用して勝手にユーザ情報を参照してしまうことを防ぐことができる。
既存のGitをアンインストール
既にパッケージマネージャーでGitをインストールしている場合は、
以下のコマンドを入力してアンインストールする。
sudo yum remove git
Git依存のライブラリをインストール
まず、以下コマンドを実行し、Gitの依存ライブラリをインストールする。
sudo yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker
ソースコードをダウンロード
以下のGitHubのWebサイトにアクセスして、最新のGitのソースコードをダウンロードする。
https://github.com/git/git/releases
cd /usr/local/src sudo wget https://github.com/git/git/archive/v2.25.0.tar.gz
コンパイルしてインストール
ダウンロードしたGitのソースコードを展開して、展開されたディレクトリに移動する。
sudo tar zxvf git-2.25.0.tar.gz cd git-2.25.0
その後、以下のコマンドを入力してコンパイルおよびインストールする。
sudo make prefix=/usr/local all sudo make prefix=/usr/local install
確認
以下のコマンドを入力して、インストールしたGitのバージョンを確認する。
git –-version