インストール - Git

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2020年1月25日 (土) 15:35時点におけるWiki (トーク | 投稿記録)による版
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概要

aptやyum等のLinuxのパッケージマネージャーでインストールしたGitはバージョンが古いことが多い。

パッケージ一覧を返すコマンド(yum list installedまたはrpm -qa)を使用して、
文字列検索するgrepコマンドにパイプで渡すことで探したいパッケージ名の一覧を得ることができる。

Gitのバージョンが古くても最低限のことは問題ないが、Git2.8以降では、user.useConfigOnly という設定が追加され、
これを有効にすることで、ユーザ名やメールアドレスを設定していない時に環境変数を使用して勝手にユーザ情報を参照してしまうことを防ぐことができる。


既存のGitをアンインストール

既にパッケージマネージャーでGitをインストールしている場合は、
以下のコマンドを入力してアンインストールする。

sudo yum remove git



Git依存のライブラリをインストール

まず、以下コマンドを実行し、Gitの依存ライブラリをインストールする。

sudo yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker



ソースコードをダウンロード

以下のGitHubのWebサイトにアクセスして、最新のGitのソースコードをダウンロードする。
https://github.com/git/git/releases

cd /usr/local/src
sudo wget https://github.com/git/git/archive/v2.25.0.tar.gz



コンパイルしてインストール

ダウンロードしたGitのソースコードを展開して、展開されたディレクトリに移動する。

sudo tar zxvf git-2.25.0.tar.gz
cd git-2.25.0

その後、以下のコマンドを入力してコンパイルおよびインストールする。

sudo make prefix=/usr/local all


sudo make prefix=/usr/local install



確認

以下のコマンドを入力して、インストールしたGitのバージョンを確認する。

git –-version