PR-500MIの初期設定
概要
PR-500MIの初期設定を行う。
初期設定では、主にHGWのログイン用パスワードとPPPoE接続設定を行う。
HGWは設置されただけではインターネットに接続することができない。
HGWへの接続
HGWの設定をするために有線LANまたは無線LANで接続をしてHGWと同じネットワークセグメント内に設定をする端末を追加しておく。
HGWのデフォルトのIPセグメントは192.168.1.1/24である。
HGWの設定方法
Webブラウザを起動して、http://192.168.1.1 と入力する。
[機器設定用パスワードの初期設定]画面が表示されるので、HGWのパスワードの設定を行う。
パスワードには32文字以内の半角英数字および記号が使用できる。また、大文字と小文字は区別される。
パスワードで使用できる文字を下記に示す。
0 - 9 a - z A - Z -(ハイフン)
[設定]ボタンを押下するとパスワードの設定が完了する。
接続の設定
[設定ウィザード]画面が表示されるので、ここでインターネット接続設定を行う。
まず、[接続先の設定]項目に必要な情報を入力する。(プロバイダから送付される書類を元に設定を行う)
[接続先の設定]にある[接続先ユーザ名]と[接続パスワード]にプロバイダ情報を入力する。
[接続先ユーザ名]項目には、プロバイダの識別子(Example: xxx@xxxx.ne.jp)も含めて入力する。
もし、書類が見つからない場合は契約しているプロバイダに問い合わせて適宜手続きを行う必要がある。
設定項目 | 説明 |
---|---|
接続先名 | 任意の文字列 |
接続先ユーザ名 | ISPより提供される接続用ID |
接続パスワード | ISPより提供される接続用パスワード |
情報の入力を終えたら[設定]ボタンを押下する。
HGWの設定処理が完了すると、"正常に処理が完了しました。"とメッセージが表示される。
[接続先設定(IPv4 PPPoE)]画面が表示される。ここでは、HGWの各セッションごとのPPPoE接続状況が確認できる。
[メインセッション]項目の[状態]が[接続中]と表示されていれば、インターネットの接続設定(PPPoE設定)は成功している。
HGWの本体にあるPPPランプが緑色で点灯していれば、PPPoE接続が確立されている事を表している。併せて確認すること。
以上で、HGWのPPPoE設定は完了である。
PPPoE接続情報が間違っている場合
PPPoE接続設定が[未接続(PPP認証エラー)]と表示されている時は、[接続ユーザ名]と[接続パスワード]に誤りがあるため接続できないことを表している。 [編集]ボタンを押下して、プロバイダから提供される書類を再度確認して、文字列に誤りがないか見ながら再設定を行う。