「インストール - 5chブラウザ」の版間の差分

提供:MochiuWiki : SUSE, EC, PCB
ナビゲーションに移動 検索に移動
95行目: 95行目:
<br>
<br>
書き込みを行う場合は、Sikiのメイン画面右下にある[書き込み欄を開く]を押下して、レスを記述する。<br>
書き込みを行う場合は、Sikiのメイン画面右下にある[書き込み欄を開く]を押下して、レスを記述する。<br>
<br><br>
== JDim ==
パッケージ管理システムからインストールしたJDimは、2chproxy.plファイルを使用してもスレッドの書き込みができない。<br>
そのため、必ずソースコードからビルドする必要がある。<br>
<br>
JDimのビルドに必要な依存関係のライブラリをインストールする。<br>
# CentOS
sudo yum install gtkmm30-devel gnutls-devel libSM-devel libtool automake autoconf-archive
# SUSE
sudo zypper install gtkmm30-devel gnutls-devel libSM-devel libtool automake autoconf-archive
<br>
JDimのソースコードをダウンロードする。<br>
mkdir -p ~/InstallSoftware
cd ~/InstallSoftware
git clone -b master --depth 1 https://github.com/JDimproved/JDim.git JDim
<br>
JDimのビルド向けディレクトリを作成する。
cd JDim && mkdir build
<br>
JDimをビルドする。<br>
<u>ただし、make installコマンドは使用しないことに注意すること。</u><br>
autoreconf -i
cd build
../configure --with-tls=gnutls
make -j $(nproc)
<br>
次に、2chproxy.plの動作に必要なライブラリをインストールする。<br>
sudo zypper install libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl
<br>
2chproxy.plをダウンロードする。<br>
cd ~/InstallSoftware
git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git 2chproxy
<br>
ダウンロードした2chproxy.plディレクトリにあるjd.shファイルを、以下のように編集する。<br>
PROXY="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/2chproxy/2chproxy.pl"  # 2chproxy.plファイルのパスを記述
JD="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/JDim/build/src/jdim"      # JDimの実行ファイルのパスを記述
<br>
~/.local/share/applicationsディレクトリに、jdim.desktopファイルを作成する。<br>
または、~/InstallSoftware/2chproxy/jdim.desktopファイルを~/.local/share/applicationsディレクトリにコピーして、以下のように編集する。<br>
vi ~/.local/share/applications/jdim.desktop
または
cp ~/InstallSoftware/2chproxy/jdim.desktop ~/.local/share/applications
<br>
[Desktop Entry]
Type=Application
Name=JDim User-Build
Comment=JDim is a 2ch browser based on gtkmm3.
Exec=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/2chproxy/jd.sh
Icon=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/JDim/jdim.png
Terminal=false
Categories=Network;Internet;
<br>
JDimのメイン画面から、[設定] - [ネットワーク] - [プロキシ設定]を選択する。
* 2ch読み込み用
** [使用する]チェックボックス
**: チェックを入力する。
** ホスト名
**: localhostと入力する。
** ポート番号
**: 8080
*: <br>
* 2ch書き込み用
** [使用する]チェックボックス
**: チェックを入力する。
** ホスト名
**: localhostと入力する。
** ポート番号
**: 8080
<br>
次に、JDimのメイン画面から、[設定] - [about:config 高度な設定]を選択する。<br>
* 2chのクッキーを保存する
*: [はい]を選択する。
* 2chのクッキー
*: <code>yuki=akari</code>と入力する。
<br><br>
<br><br>


__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]

2021年6月12日 (土) 07:20時点における版

概要



Siki

Sikiのダウンロード

Sikiの公式Webサイトにアクセスして、SikiのAppImageファイルをダウンロードする。
ダウンロードしたAppImageファイルに実行権限を付加する。

chmod u+x Siki-<Sikiのバージョン>.AppImage

mkdir -p ~/InstallSoftware/Siki
cd Siki-<Sikiのバージョン>.AppImage ~/InstallSoftware/Siki/


2chproxyの導入

依存関係のライブラリをインストールする。

# CentOS
sudo yum install git perl-HTTP-Daemon perl-LWP-Protocol-https perl-YAML-Tiny

# SUSE
sudo zypper install git perl-HTTP-Daemon perl-LWP-Protocol-https perl-YAML-Tiny


2chproxyをダウンロードする。

git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git
mv ./2chproxy.pl ~/InstallSoftware/Siki


2chproxyをアップデートするには、2chproxyのディレクトリに移動して、以下のコマンドを実行する。

cd <2chproxyのディレクトリ>
git pull


ダウンロードした2chproxyディレクトリにあるjd.shファイルの設定を、以下のように編集する。

# $HOME/InstallSoftware/Siki/2chproxy.pl/jd.shファイル

# 2chproxy.plの場所をフルpathで書く。
PROXY="$HOME/InstallSoftware/Siki/2chproxy.pl/2chproxy.pl"

# JDの場所
JD="$HOME/InstallSoftware/Siki/Siki_<バージョン名>.AppImage"


2chproxyを個別に起動する場合は、以下のコマンドを実行する。

cd <2chproxyのディレクトリ>
perl 2chproxy.pl


また、Sikiの起動に便利なスクリプトとデスクトップエントリファイルを、以下に記述する。

vi ~/InstallSoftware/Siki/Siki.sh
chmod u+x ~/InstallSoftware/Siki/Siki.sh


 # ~/InstallSoftware/Siki/Siki.shファイル
 
 #!/usr/bin/env sh
 
 appname="Siki_<Sikiのバージョン>.AppImage"
 
 # use -f to make the readlink path absolute
 dirname="$(dirname -- "$(readlink -f -- "${0}")" )"
 
 if [ "$dirname" = "." ]; then
    dirname="$PWD/$dirname"
 fi
 
 perl $dirname/2chproxy.pl/2chproxy.pl
 
 # Run Siki binary
 "$dirname/$appname" "$@"


vi ~/.local/share/applications/Siki.desktop


# ~/.local/share/applications/Siki.desktopファイル

[Desktop Entry]
Type=Application
Name=Siki <Sikiのバージョン>
GenericName=Siki
Comment=5ch Browser
Exec=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Siki/Siki.sh
Icon=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/Siki/Siki.png
Terminal=false
Categories=Network;
Keywords=Network;Internet;5ch;
StartupNotify=true
MimeType=


Sikiの設定

Sikiを2chProxyに接続するため、Sikiのメイン画面左下にある[設定] - [ワークスペース設定]を選択する。

[Workspace ReadProxy](読み込み用Proxy)項目を、127.0.0.1:8080に設定する。
[WorkSpace ReadUserAgent]項目および[WorkSpace WriteUserAgent]項目を、Mozilla/5.0に設定する。(UserAgentは任意で変更してもよい)

5chの任意の板リストを取得するには、Sikiのメイン画面上にあるアドレスバーへ板のURLを入力して、[Enter]キーを押下する。

例. 電気電子板 : https://rio2016.5ch.net/denki/subback.html

また、Sikiのメイン画面左にあるディレクトリマークを選択すると、掲示板リストが開閉できる。

書き込みを行う場合は、Sikiのメイン画面右下にある[書き込み欄を開く]を押下して、レスを記述する。


JDim

パッケージ管理システムからインストールしたJDimは、2chproxy.plファイルを使用してもスレッドの書き込みができない。
そのため、必ずソースコードからビルドする必要がある。

JDimのビルドに必要な依存関係のライブラリをインストールする。

# CentOS
sudo yum install gtkmm30-devel gnutls-devel libSM-devel libtool automake autoconf-archive

# SUSE
sudo zypper install gtkmm30-devel gnutls-devel libSM-devel libtool automake autoconf-archive


JDimのソースコードをダウンロードする。

mkdir -p ~/InstallSoftware
cd ~/InstallSoftware

git clone -b master --depth 1 https://github.com/JDimproved/JDim.git JDim


JDimのビルド向けディレクトリを作成する。

cd JDim && mkdir build


JDimをビルドする。
ただし、make installコマンドは使用しないことに注意すること。

autoreconf -i

cd build
../configure --with-tls=gnutls

make -j $(nproc)


次に、2chproxy.plの動作に必要なライブラリをインストールする。

sudo zypper install libhttp-daemon-perl liblwp-protocol-https-perl libyaml-tiny-perl


2chproxy.plをダウンロードする。

cd ~/InstallSoftware
git clone https://github.com/yama-natuki/2chproxy.pl.git 2chproxy


ダウンロードした2chproxy.plディレクトリにあるjd.shファイルを、以下のように編集する。

PROXY="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/2chproxy/2chproxy.pl"  # 2chproxy.plファイルのパスを記述
JD="/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/JDim/build/src/jdim"      # JDimの実行ファイルのパスを記述


~/.local/share/applicationsディレクトリに、jdim.desktopファイルを作成する。
または、~/InstallSoftware/2chproxy/jdim.desktopファイルを~/.local/share/applicationsディレクトリにコピーして、以下のように編集する。

vi ~/.local/share/applications/jdim.desktop
または
cp ~/InstallSoftware/2chproxy/jdim.desktop ~/.local/share/applications


[Desktop Entry]
Type=Application
Name=JDim User-Build
Comment=JDim is a 2ch browser based on gtkmm3.
Exec=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/2chproxy/jd.sh
Icon=/home/<ユーザ名>/InstallSoftware/JDim/jdim.png
Terminal=false
Categories=Network;Internet;


JDimのメイン画面から、[設定] - [ネットワーク] - [プロキシ設定]を選択する。

  • 2ch読み込み用
    • [使用する]チェックボックス
      チェックを入力する。
    • ホスト名
      localhostと入力する。
    • ポート番号
      8080

  • 2ch書き込み用
    • [使用する]チェックボックス
      チェックを入力する。
    • ホスト名
      localhostと入力する。
    • ポート番号
      8080


次に、JDimのメイン画面から、[設定] - [about:config 高度な設定]を選択する。

  • 2chのクッキーを保存する
    [はい]を選択する。
  • 2chのクッキー
    yuki=akariと入力する。