「PHPとデータベース - SELECT」の版間の差分
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2024年12月28日 (土) 02:48時点における版
概要
データベース操作において、最初に行うものは接続の確立である。
この時、データベースのホスト名、データベース名、ユーザ名、パスワード等の接続情報を指定する。
また、文字セットはUTF-8、エラーモードを適切に設定する。
プリペアドステートメントは、SQLインジェクション対策として不可欠な機能である。
クエリの中で変数を直接使用せず、プレースホルダーを使用することで、SQLインジェクション攻撃からアプリケーションを守ることができる。
データの取得方法には主に2つのアプローチがある。
- fetchメソッド
- 1レコードずつ取得する。
- 大規模なデータセットを扱う場合は、メモリ効率を考慮してfetchメソッドを使用したループ処理が推奨される。
- fetchAllメソッド
- 結果セット全体を1度に取得する。
トランザクション処理は、複数のクエリを1つの論理的な単位として実行する場合に使用する。
トランザクションを使用することにより、データの整合性を保ちながら、複数の操作を安全に実行することができる。
また、データベース接続のクリーンアップも重要である。
使用が終わったステートメントやデータベース接続は、適切にクローズする必要がある。
これにより、システムリソースを効率的に管理することができる。
単一のレコードの抽出
PDO::fetch
メソッドは、1レコードのみ取得する。
$record = $pdo->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)
繰り返し文を使用することにより、該当する複数のレコードを取得することができる。
while ($record = $pdo->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)) {
echo htmlspecialchars($records['name']);
echo htmlspecialchars($records['address']);
}
複数のレコードの取得
PDO::fetchAll
メソッドは、該当するレコードを全て取得して、連想配列に変換する。
複数のレコードに対して処理を行う場合は、その連想配列をforeach文で1レコードずつ取得する。
$records = $pdo->fetchAll(PDO::FETCH_ASSOC);
foreach ($records as $record) {
echo htmlspecialchars($record['name']);
echo htmlspecialchars($record['address']);
}
以下の例では、usersテーブルから指定値以上のageカラムのレコードを全件抽出している。
$stmt = $pdo->prepare('SELECT * FROM users WHERE age > :age');
$stmt->execute([':age' => 20]);
$results = $stmt->fetchAll(PDO::FETCH_ASSOC);
foreach ($records as $record) {
echo htmlspecialchars($record['name'], ENT_QUOTES, 'UTF-8');
echo htmlspecialchars($record['address'], ENT_QUOTES, 'UTF-8');
}