「Linuxその他 - AppImage」の版間の差分
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* AppImageでパッケージされたソフトウェアは、デフォルトではサンドボックス化されていない。 | |||
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2023年10月10日 (火) 13:12時点における版
概要
AppImageは、比較的新しいパッケージングフォーマットであり、Linuxでソフトウェアを実行するためのClick to Runの方法を提供している。
従来のDEB / RPMパッケージとは異なり、AppImageはどのディストリビューションでも使用できるため、Linuxユーザにとって非常に魅力的なものとなっている。
従来のパッケージは、それぞれのディストリビューションにソフトウェアをインストールする便利な方法を提供するが、ソフトウェア開発者にとってはあまり便利な方法ではない。
ソフトウェア開発者は、複数のディストリビューション用に複数のパッケージを作成しなければならない。
AppImageはユニバーサルソフトウェアパッケージフォーマットであり、AppImageでソフトウェアをパッケージ化することにより、開発者は「すべてを支配する」1つのファイルだけを提供することができる。
エンドユーザー、つまり、最新のLinuxディストリビューションのほとんど(全てではないにしても)で使用することができる。
AppImageの特徴
- ディストリビューションに依存しない:さまざまなLinuxディストリビューションで実行可能である。
- ソフトウェアのインストールやコンパイルが不要クリックして再生するだけである。
- root権限不要:システムファイルに触れることはない。
- 移植性が良いため、ライブディスクを含め、どこでも実行可能である。
- ソフトウェア本体は読み取り専用モード
- AppImageファイルを削除するだけでソフトウェアが削除される。
- AppImageでパッケージされたソフトウェアは、デフォルトではサンドボックス化されていない。
AppImageファイルの展開
まず、AppImageファイルが最新バージョンの内部フォーマットを使用しているかどうかを確認する。
./<AppImageファイル> --appimage-help
出力に次のような行がある場合、埋め込まれたファイルシステムのイメージからコンテンツを取り出すことができる。
./<AppImageファイル> --appimage-extract
上記のコマンドが失敗する場合は、ヘルパーツールを使用することができる。
AppImageToolをダウンロードする。
AppImageToolを実行する。
./<AppImageToolファイル> --list <展開するディレクトリ>