「インストール - OpenSSL」の版間の差分

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(ページの作成:「== 概要 == OpenSSLとは、インターネット上で標準的に利用される暗号通信プロトコルであるSSLおよびTLSの機能を実装した、オープンソースのライブラリである。<br> SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上で通信を暗号化する技術であり、SSLを使用してクライアントとサーバ間の通信データを暗号化することにより、<br> 第3者によるデータの盗聴…」)
 
 
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2023年4月13日 (木) 21:02時点における最新版

概要

OpenSSLとは、インターネット上で標準的に利用される暗号通信プロトコルであるSSLおよびTLSの機能を実装した、オープンソースのライブラリである。
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上で通信を暗号化する技術であり、SSLを使用してクライアントとサーバ間の通信データを暗号化することにより、
第3者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぐことができる。

OpenSSLは、Apache 2.0でライセンスされている。


インストール

パッケージ管理システムからインストール

多くのLinuxディストリビューションでは、OpenSSLは標準でインストールされている。

sudo zypper install openssl openssl-1_1 libopenssl1_1  # OpenSSL 1.1をインストールする場合

sudo zypper install openssl-3                          # OpenSSL 3.0以降をインストールする場合


ソースコードからインストール

OpenSSLの公式Webサイトにアクセスして、Githubにアクセスして、ソースコードをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍する。

tar xf openssl-<バージョン>.tar.gz
cd openssl-<バージョン>


OpenSSLをビルドおよびインストールする。

mkdir build && cd build

../Configure --prefix=<OpenSSLのインストールディレクトリ> --openssldir=<OpenSSLディレクトリ>

make -j $(nproc)
make install