「インストール - WayDroid」の版間の差分

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Androidのソフトウェアを起動する準備が整い、マルチウインドウモードで起動できるようになる。<br>
Androidのソフトウェアを起動する準備が整い、マルチウインドウモードで起動できるようになる。<br>
  sudo systemctl restart waydroid-container
  sudo systemctl restart waydroid-container
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== Androidソフトウェアのインストール ==
Androidソフトウェアをインストールする。<br>
waydroid app install <APKファイルのパス>
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== Androidソフトウェアの実行 ==
インストールしたAndroidソフトウェア名を確認する。<br>
waydroid app list
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インストールしたAndroidソフトウェアを実行する。<br>
waydroid app launch <Androidソフトウェア名>
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2022年2月3日 (木) 23:06時点における版

概要

Waydroidは、Ubuntuのような通常のGNU/Linuxシステム上でフルのAndroidシステムを起動するコンテナベースのアプローチです。
Linuxの名前空間(user, pid, uts, net, mount, ipc)を利用して、コンテナ内でフルAndroidシステムを実行して、
あらゆるGNU/Linuxベースのプラットフォーム上でAndroidアプリケーションを提供する。

コンテナ内のAndroidは、必要なハードウェアに直接アクセスできる。

Androidランタイム環境には、LineageOSをベースに最小限にカスタマイズされたAndroidシステムイメージが同梱されている。
現在、使用されているイメージはAndroid 10をベースにしている。

WayDroidは、Debian(Mobian) 11 bullseye、UBPorts等のWayland環境のみ動作することに注意すること。


依存関係のライブラリのインストール

WayDroidを動作させるため、依存関係のライブラリをインストールする。

Debian 11 bullseye / Mobian 11 bullseye

sudo apt install curl python3 lxc 
# または
sudo apt install curl python3 \
                 apparmor arch-test bridge-utils busybox-static debootstrap distro-info mmdebstrap uidmap uuid-runtime \
                 fakechroot libdistro-info-perl libfakechroot liblxc1 libpam-cgfs lxc lxc-templates lxcfs



WayDroidのリポジトリの登録

Debian 11 bullseye / Mobian 11 bullseye

WayDroidのリポジトリのキーをダウンロードおよび登録する。

curl https://repo.waydro.id/waydroid.gpg
sudo cp waydroid.gpg /usr/share/keyrings


次に、WayDroidのリポジトリを登録する。

sudo vi /etc/apt/sources.list.d/waydroid.list


# /etc/apt/sources.list.d/waydroid.listファイル

deb [signed-by=/usr/share/keyrings/waydroid.gpg] https://repo.waydro.id/ bullseye main


パッケージ管理システムを更新する。

sudo apt update



WayDroidのインストール

Desktop OS - Debian 11 bullseye

Waydroidをインストールする。

sudo apt install waydroid


次に、WayDroidの初期化プロセスを開始する。

sudo waydroid init


WayDroidコンテナデーモンを起動する。

sudo systemctl start waydroid-container


Mobian 11 bullseye

WayDroidをインストールする。

sudo apt update
sudo apt install waydroid


次に、WayDroidの初期化プロセスを開始する。

sudo waydroid init


WayDroidコンテナデーモンを起動する。

sudo start waydroid


Manjaro

WayDroidをインストールする。

sudo pacman -S waydroid


次に、WayDroidの初期化プロセスを開始する。
Waydroidを起動する時、自動的に最新のAndroidイメージがダウンロードされる。

sudo waydroid init


WayDroidコンテナデーモンを起動する。

sudo systemctl start waydroid-container.service
# または
sudo start waydroid


WayDroidコンテナデーモンを自動起動する場合、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl enable waydroid-container.service


waydroid-container.serviceを起動した後、WayDroidセッションをアクティブにする。

sudo waydroid session start


WayDroidセッションと対話するための便利なコマンドを、以下のセクションに記載する。


手動でのWayDroidの起動

systemctlコマンドを使用せずにWayDroidを起動するには、以下の手順を行う必要がある。

  1. まず、WayDroidコンテナを起動する。
    sudo waydroid container start
  2. 次に、ターミナルを起動して、WayDroidセッションを開始する。
    この時、"Android with user 0 is ready"と表示された後、アプリケーションメニューからWayDroidを起動する。
    waydroid session start



WayDroidをフルスクリーンモードで起動する

まず、WayDroidを起動する。

# Debian 11 bullseye
sudo waydroid container start

# Mobian 11 bullseye
sudo start waydroid


WayDroidの起動中に、以下のコマンドを実行する。

waydroid show-full-ui



マルチウィンドウモードでWayDroidを起動する

WayDroidのセッションが実行されている間に、プロパティを設定する必要がある。

waydroid prop set persist.waydroid.multi_windows true


次に、WayDroidコンテナデーモンを再起動する。
Androidのソフトウェアを起動する準備が整い、マルチウインドウモードで起動できるようになる。

sudo systemctl restart waydroid-container



Androidソフトウェアのインストール

Androidソフトウェアをインストールする。

waydroid app install <APKファイルのパス>



Androidソフトウェアの実行

インストールしたAndroidソフトウェア名を確認する。

waydroid app list


インストールしたAndroidソフトウェアを実行する。

waydroid app launch <Androidソフトウェア名>



WayDroidのアンインストール

まず、WayDroidのセッションとコンテナを停止する。

waydroid session stop
sudo waydroid container stop


次に、WayDroidをアンインストールする。

sudo apt purge waydroid


Linuxを再起動する。

sudo systemctl reboot


再起動後、以下のディレクトリを削除する。

sudo rm -rf /var/lib/waydroid /home/.waydroid ~/waydroid


再インストールする場合は、再度、WayDroidをインストールして初期化プロセスを開始する。

sudo apt install waydroid
sudo waydroid init