📢 Webサイト閉鎖と移転のお知らせ
このWebサイトは2026年9月に閉鎖いたします。
新しい記事は移転先で追加しております。(旧サイトでは記事を追加しておりません)
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| 188行目: | 188行目: | ||
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==== 圧縮 ==== | ==== 圧縮 ==== | ||
===== ファイルの圧縮 ===== | |||
ファイルを圧縮する。<br> | ファイルを圧縮する。<br> | ||
出力ファイル名は、<ファイル名>.zstとなる。<br> | 出力ファイル名は、<ファイル名>.zstとなる。<br> | ||
| 201行目: | 202行目: | ||
zstd --rm <ファイル名> -o <出力ファイル名>.zst | zstd --rm <ファイル名> -o <出力ファイル名>.zst | ||
<br> | <br> | ||
===== ディレクトリの圧縮 ===== | |||
ディレクトリを圧縮する。<br> | ディレクトリを圧縮する。<br> | ||
# まず、Tarballファイルにする | # まず、Tarballファイルにする | ||
tar | tar cf <Tarballファイル名>.tar <ディレクトリ名> | ||
# TasrballファイルをZstandard形式で圧縮する | # TasrballファイルをZstandard形式で圧縮する | ||
| 211行目: | 213行目: | ||
## または | ## または | ||
zstd <圧縮後のファイル名>.zst <Tarballファイル名>.tar | zstd <圧縮後のファイル名>.zst <Tarballファイル名>.tar | ||
<br> | |||
アーカイブと圧縮を1度で実行することもできる。<br> | |||
tar cf - <ディレクトリ名> | zstd -o <ディレクトリ名>.tar.zst | |||
# または | |||
tar cf - <ディレクトリ名> | zstd -<レベル番号> -o <ディレクトリ名>.tar.zst | |||
<br> | <br> | ||
<code>tar</code>コマンドで、ディレクトリをtar.zst形式に圧縮することもできる。<br> | <code>tar</code>コマンドで、ディレクトリをtar.zst形式に圧縮することもできる。<br> | ||
| 220行目: | 227行目: | ||
tar -I 'zstd --ultra -22' -cf <圧縮後のファイル名>.tar.zst <圧縮前のディレクトリ名> | tar -I 'zstd --ultra -22' -cf <圧縮後のファイル名>.tar.zst <圧縮前のディレクトリ名> | ||
<br> | <br> | ||
===== 圧縮率の設定 ===== | |||
圧縮レベルを1〜19(デフォルト : 3)で指定して圧縮する。<br> | 圧縮レベルを1〜19(デフォルト : 3)で指定して圧縮する。<br> | ||
zstd -11 < | zstd -11 <ファイル名> | ||
<br> | <br> | ||
<code>--ultra</code>オプションを付加することにより、圧縮レベルを20以上にすることもできる。(最大圧縮レベル : 22)<br> | <code>--ultra</code>オプションを付加することにより、圧縮レベルを20以上にすることもできる。(最大圧縮レベル : 22)<br> | ||
zstd --ultra -22 <ファイル名> | zstd --ultra -22 <ファイル名> | ||
<br> | <br> | ||
===== 再帰的な圧縮 ===== | |||
ディレクトリ内のファイル群を再帰的に圧縮する。<br> | |||
Zstandardは圧縮アルゴリズムであるため、ファイルアーカイブ機能は存在しない。<br> | Zstandardは圧縮アルゴリズムであるため、ファイルアーカイブ機能は存在しない。<br> | ||
zstd -r <ディレクトリ名またはファイル名> | zstd -r <ディレクトリ名またはファイル名> | ||
<br> | <br> | ||
===== マルチスレッドの使用 ===== | |||
マルチスレッドを使用して圧縮することにより、処理時間を短縮することもできる。<br> | マルチスレッドを使用して圧縮することにより、処理時間を短縮することもできる。<br> | ||
<code>-T</code>オプションでは、スレッド数を指定することができる。<br> | <code>-T</code>オプションでは、スレッド数を指定することができる。<br> | ||
| 243行目: | 254行目: | ||
# または | # または | ||
unzstd <ディレクトリ名またはファイル名>.zst | unzstd <ディレクトリ名またはファイル名>.zst | ||
<br><br> | |||
== パスワードの設定 == | |||
XZ形式やZStandard形式で圧縮する時に、パスワードを設定する機能はない。<br> | |||
これらの圧縮形式は、データの圧縮に特化しており、暗号化機能を持たないためである。<br> | |||
<br> | |||
しかし、暗号化を行う場合は、圧縮後に他のツールを使用してファイルを暗号化する。<br> | |||
<br> | |||
==== パスワードを設定して圧縮 ==== | |||
* OpenSSLを使用する場合 | |||
*: まず、ファイルを圧縮する。 | |||
*: <code>tar Jcf <圧縮後のファイル名>.tar.xz <圧縮前のファイルまたはディレクトリ></code> | |||
*: 次に、OpenSSLで暗号化する。 | |||
*: このコマンドも、ファイルに対してパスワード保護をかける。 | |||
*: <code>openssl enc -aes-256-cbc -salt -pbkdf2 -in <圧縮後のファイル名>.tar.xz -out <圧縮後のファイル名>.tar.xz.enc</code> | |||
<br> | |||
* GPGを使用する場合 | |||
*: まず、ファイルを圧縮する。 | |||
*: <code>tar Jcf <圧縮後のファイル名>.tar.xz <圧縮前のファイルまたはディレクトリ></code> | |||
*: 次に、GPGで暗号化する。 | |||
*: このコマンドにより、圧縮ファイルは<u><圧縮後のファイル名>.tar.xz.gpg</u>ファイルを生成して、パスワードを設定することができる。 | |||
*: 対称暗号化 (-cオプション) : 単純にパスワードのみで暗号化する場合や複数人で共有する場合等の一時的な暗号化に適している。 | |||
*: <code>gpg -c <圧縮後のファイル名>.tar.xz</code> | |||
*: <br> | |||
*: 公開鍵暗号化 (--encryptオプション) : 特定の受取人に対して安全に暗号化する場合や受取人のみが復号できるため、セキュリティが高い。 | |||
*: この場合、ファイルを復号するには、対応する秘密鍵とパスフレーズが必要となる。 | |||
*: <code>gpg --encrypt --recipient <特定の受取人 例: recipient@example.com> <圧縮後のファイル名>.tar.xz</code> | |||
<br> | |||
==== パスワードを指定して解凍 ==== | |||
パスワード保護された圧縮ファイルを解凍する場合、使用した暗号化ツールに応じて異なるコマンドを使用する。<br> | |||
<br> | |||
* OpenSSLで暗号化されたファイルの場合 | |||
*: まず、復号して元の圧縮ファイルを取得する。 | |||
*: こちらもパスワードの入力が求められる。復号後に<圧縮後のファイル名>.tar.xzが生成される。 | |||
*: <code>openssl enc -d -aes-256-cbc -pbkdf2 -in <圧縮後のファイル名>.tar.xz.enc -out <圧縮後のファイル名>.tar.xz</code> | |||
*: 次に、圧縮ファイルを解凍する。 | |||
*: <code>tar xf <圧縮後のファイル名>.tar.xz</code> | |||
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* GPGで暗号化されたファイルの場合 | |||
*: まず、復号して元の圧縮ファイルを取得する。 | |||
*: このコマンドでは、パスワードの入力が求められる。復号後に<圧縮後のファイル名>.tar.xzというファイルが生成される。 | |||
*: <code>gpg -d -o archive.tar.xz archive.tar.xz.gpg</code> | |||
*: 次に、圧縮ファイルを解凍する。 | |||
*: <code>tar xf <圧縮後のファイル名>.tar.xz</code> | |||
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