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120行目: 120行目:
==== VERSION ====
==== VERSION ====
モジュールのバージョンを指定する。<br>
モジュールのバージョンを指定する。<br>
例: "1.0"<br>
バージョンを指定しない場合、プロジェクトのバージョンが使用される。<br>
<br>
<br>
バージョンを指定しない場合、プロジェクトのバージョンが使用される。<br>
以下の例では、引数<code>VERSION</code>に2.0を指定することにより、QMLファイルにおいて、以下に示すようにQMLモジュールをインポートすることができる。<br>
<syntaxhighlight lang="cmake">
qt_add_qml_module(<ターゲット名>
    URI MyCompany.MyProduct
    VERSION 2.0
    # ...略
)
</syntaxhighlight>
<br>
<syntaxhighlight lang="qml">
// QMLファイル
import MyCompany.MyProduct 2.0
</syntaxhighlight>
<br>
<br>
==== QML_FILES ====
==== QML_FILES ====
モジュールに含めるQMLファイルのリストを指定する。<br>
モジュールに含めるQMLファイルのリストを指定する。<br>
138行目: 152行目:
==== RESOURCE_PREFIX ====
==== RESOURCE_PREFIX ====
リソースのプレフィックスを指定する。<br>
リソースのプレフィックスを指定する。<br>
デフォルト値は、"/qt/qml/"である。<br>
RESOURCE_PREFIXは、この仮想ファイルシステム内でのパスの始まりを定義する。<br>
<br>
Qtのリソースシステムは、アプリケーションにバイナリデータ (画像、QMLファイル、その他のアセット) を埋め込む方法を提供するものである。<br>
これらのリソースは、仮想的なファイルシステム内にあるかのように扱われる。<br>
<br>
<br>
これは、QMLファイルがリソースシステムでアクセスされる時のパスを決定するものである。<br>
これは、QMLファイルがリソースシステムでアクセスされる時のパスを決定するものである。<br>
<br>
<br>
Qt 6では、デフォルト値は"/qt/qml/"である。<br>
これは、警告QTP0001ポリシーに関連している。<br>
<br>
例: RESOURCE_PREFIXの値が<u>/qt/qml</u>の場合
この場合、QMLモジュールのリソースが仮想的なパス/qt/qmlディレクトリの下に配置されることを意味する。
<u>実際のファイルシステム上にこのディレクトリが存在するわけではなく、これは仮想的なパスである。</u>
例えば、QMLモジュールにMyComponent.qmlファイルが存在する場合、このファイルは以下に示すようにアクセスできる。
qrc:/qt/qml/<URIの値>/MyComponent.qml
<br>
<u>※注意</u><br>
<u>RESOURCE_PREFIXを変更する場合、QMLファイル内でリソースを参照する方法も適切に調整する必要がある。</u><br>
<br>
==== OUTPUT_DIRECTORY ====
==== OUTPUT_DIRECTORY ====
生成されたファイルの出力ディレクトリを指定する。<br>
生成されたファイルの出力ディレクトリを指定する。<br>
168行目: 200行目:
<br><br>
<br><br>


== 複数のqt_add_qml_moduleコマンド ==
異なるURIを持つ<code>qt_add_qml_module</code>コマンドを複数記述することは、一般的に推奨される方法である。<br>
<br>
以下に示すような状況において、複数の<code>qt_add_qml_module</code>コマンドを使用することを推奨する。<br>
* 異なるQMLモジュールの定義
*: プロジェクト内で複数の独立したQMLモジュールを作成する場合
* 異なる機能や目的を持つモジュール
*: アプリケーションの異なる部分や機能のために別々のモジュールを定義する場合
* バージョン管理
*: 同じモジュールの異なるバージョンを別々に定義する場合
<br>
<u>ただし、同じターゲット名を指定することは出来ないことに注意する。</u><br>
<br>
<u>Qt 6の場合、<code>qt6_add_qml_module</code>コマンドを使用することも可能である。</u><br>
<br>
<syntaxhighlight lang="cmake">
qt_add_qml_module(<任意の名前 1>
    URI Com.MyCompany.Module1
    VERSION 1.0
    QML_FILES
      Module1Component1.qml
      Module1Component2.qml
)
qt_add_qml_module(<任意の名前 2>
    URI Com.MyCompany.Module2
    VERSION 1.0
    QML_FILES
      Module2Component1.qml
      Module2Component2.qml
)
</syntaxhighlight>
<br>
この方法には、以下に示すようないくつかのメリットがある。<br>
* モジュールの明確な分離
* コードの整理と管理が容易になる。
* 各モジュールを個別に開発、テスト、更新できる。
<br>
ただし、モジュール間の依存関係や名前空間の衝突に注意する必要がある。<br>
適切に設計されている場合は、複数の<code>qt_add_qml_module</code>コマンドを使用することにより、より構造化されて、メンテナンスが容易なプロジェクトを設計することができる。<br>
<br><br>
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__FORCETOC__
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[[カテゴリ:Qt]]
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