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* インフラ構成の可視化やバージョン管理がDocker Composeで完結する。 | |||
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2024年2月4日 (日) 09:57時点における版
概要
Docker Composeは、マルチコンテナアプリケーションを定義して実行するためのツールである。
効率的な開発とデプロイを可能にすることができる。
Composeは、アプリケーションスタック全体の制御を簡素化して、サービス、ネットワーク、ボリュームを単一のYAMLファイルで簡単に管理できる。
そして、1つのコマンドで、設定ファイルから全てのサービスを作成および起動することができる。
Composeは、本番環境、ステージング環境、開発環境、テスト環境、CIワークフロー等、あらゆる環境で動作する。
また、アプリケーションのライフサイクル全体を管理するコマンドも用意されている。
- サービスの開始、停止、再構築。
- 実行中のサービスのステータスの表示。
- 実行中のサービスのログ出力をストリームする。
- サービスに対して単発のコマンドを実行する。
Docker Composeの利点
Docker Composeを使用することにより、コンテナ化されたアプリケーションの開発、デプロイ、管理を効率化できるメリットがいくつか存在する。
- シンプルなコントロール
- Docker Composeでは、1つのYAMLファイルでマルチコンテナアプリケーションを定義および管理できる。
- これにより、様々なサービスのオーケストレーションと調整という複雑な作業が簡素化されて、アプリケーション環境の管理と複製が容易になる。
- 効率的なコラボレーション
- Docker Composeの設定ファイルは共有が簡単なため、開発者、運用チーム、その他の関係者間でのコラボレーションが容易になる。
- この協調的なアプローチは、よりスムーズなワークフロー、より迅速な問題解決、全体的な効率の向上に繋がる。
- 迅速なアプリケーション開発
- Composeは、コンテナの作成に使用した設定をキャッシュする。
- 変更されていないサービスを再起動する場合、Composeは既存のコンテナを再利用することにより、環境にすばやく変更を加えることができる。
- 異なる環境間での移植性
- Composeは、Composeファイル内の変数をサポートしている。
- これらの変数を使用して、異なる環境や異なるユーザ向けにコンポジションをカスタマイズすることができる。
- (ポート番号やバージョン等)
- 豊富なコミュニティとサポート
- Docker Composeは、活気ある活発なコミュニティの恩恵を受けている。
- これは、豊富なリソース、チュートリアル、サポートを意味しており、このコミュニティ主導のエコシステムはDocker Composeの継続的な改善に貢献し、
- ユーザが問題を効果的にトラブルシューティングできるよう支援する。
また、以下に示すような利点もある。
- 複数のDockerfileを同時に起動できる。
- ブリッジネットワークが自動作成されるため、コンテナ同士の通信が可能となる。
- インフラ構成の可視化やバージョン管理がDocker Composeで完結する。
Composeコマンド
docker-compose up -d
コマンドは、Docker Compose v2では動作しない。
YAMLファイルを実行するには、docker compose -d
コマンドで実行する必要がある。