「Linuxコマンド - curl」の版間の差分
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2023年12月31日 (日) 11:57時点における版
概要
curl
コマンドは、Web上のリソースにアクセスして、データの送受信を行うツールである。
主に、以下に示すようなプロトコルをサポートしており、APIとの通信やWebページの取得、ファイルのアップロードおよびダウンロード等の操作が可能である。
- HTTP
- HTTPS
- FTP
- SFTP
curl
コマンドは、以下に示すことが可能である。
- Webページの取得
- WebページのHTMLコンテンツを取得する。
- APIとの通信
- APIに対してHTTPリクエストを送信して、データの取得や更新、削除を行う。
- ファイルのアップロード / ダウンロード
- FTP、SFTP、HTTP、HTTPS等のプロトコルを利用して、ファイルのアップロードやダウンロードを行う。
- ヘッダ情報の確認
- WebサイトやAPIのHTTPヘッダー情報を確認する。
- 認証付きリクエスト
- Basic認証、Digest認証、トークン認証等の様々な認証方法に対応したリクエストを送信することができる。
- Webサイトの監視
- 定期的にWebサイトやAPIにリクエストを送信して、ステータスコードや応答時間を監視することができる。
- リダイレクトの追跡
- URLがリダイレクトされる場合、
curl
コマンドはリダイレクト先のURLや遷移を調査することができる。
- URLがリダイレクトされる場合、
- プロキシを経由したリクエスト
- プロキシサーバを経由してリクエストを送信することができる。
使用方法
GETリクエストの実行
curl <オプション> <URL> # 例: DuckDuckGoのトップページのHTMLを取得する場合 curl https://duckduckgo.com
ヘッダ情報の表示
ヘッダ情報だけを表示する場合は、-I
オプションを付加する。
curl -I <URL>
POSTリクエストの送信
POSTリクエストを送信する場合は、以下に示す2つのオプションを付加する。
-X
オプション- : メソッドを指定(POST)
-d
オプション- : データを指定
curl -X POST -d "key=<値>" <URL>
ファイルのアップロード
ファイルをアップロードする場合は、-F
オプションを付加する。
curl -F "file=@<ファイルのパス>" <URL>
ファイルのダウンロード
ファイルをダウンロードする場合は、-o
オプションを付加して保存先ファイル名を指定する。
curl -o <出力先ファイル名> <URL>
curlコマンドのオプション