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2023年12月28日 (木) 10:45時点における版
概要
LightDMは、グラフィカルログインおよびユーザ認証を提供するディスプレイマネージャである。
ディスプレイマネージャは、ユーザにログイン画面を表示して、ユーザがユーザ名とパスワードの有効な組み合わせを正常に入力する時、セッションが開始される。
LightDMは非常に軽量なログインマネージャであり、XFCE、MATE、Cinnamon等のリソースを消費しないデスクトップ環境を持つ多くのLinuxディストリビューションにプリインストールされている。
背景やテーマ等のバニラ設定は少し退屈に見えるがカスタマイズ機能があるため、全てを簡単にカスタマイズすることができる。
LightDMの他に、XDM、GDM、SDDM等のディスプレイマネージャが存在する。
LightDMの設定
テーマの設定
パッケージ管理システムからテーマをインストールできる場合は、このステップを省略できる。
PlingのWebサイトにアクセスして、任意のテーマをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍する。
tar xf <テーマ名>.tar.xz
テーマのディレクトリを、以下に示すいずれかのディレクトリに保存する。
mv <テーマ> ~/.local/share/themes/ sudo mv <テーマ> /usr/share/themes/
テーマを有効にするため、LightDMの設定ファイルである/etc/lightdm/slick-greeter.confファイルを編集する。
sudo vi /etc/lightdm/slick-greeter.conf
# /etc/lightdm/slick-greeter.confファイル
# ...略
theme-name=<テーマ名>
# ...略
背景画像の変更
背景を変更する場合、LightDMの設定ファイルである/etc/lightdm/slick-greeter.confファイルを編集する。
ただし、高画質の画像は起動を遅らせる可能性があることに注意する。
sudo vi /etc/lightdm/slick-greeter.conf
# /etc/lightdm/slick-greeter.confファイル
# ...略
background=<背景画像のパス>
# ...略