「インストール - SQLite」の版間の差分

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SQLiteをビルドおよびインストールする。<br>
SQLiteをビルドおよびインストールする。<br>
  ../configure --prefix=<SQLiteのインストールディレクトリ> \
  ../configure --prefix=<SQLiteのインストールディレクトリ> \
               --enable-session --enable-readline --enable-dependency-tracking \
               --enable-session --enable-readline --enable-editline --enable-fts3 \
               --enable-debug  # 開発向けにSQLiteを使用する場合
               --enable-debug  # 開発向けにSQLiteを使用する場合
  make -j $(nproc)
  make -j $(nproc)

2022年8月28日 (日) 18:32時点における版

概要

SQLiteは、クライアントサーバ型のデータベースエンジンではなく、単独のソフトウェアとして動作させることが可能である。
インストールが簡単かつ非常に軽量なため、他のソフトウェアと一緒に配布するといった利用も数多くされている。

データベースサーバを使用しないため、データベースごとに1つのファイルを使用して管理を行う。
また、PHPやRuby on Rails等から利用するには、専用の動的ライブラリを使用する。


SQLiteのインストール

パッケージ管理システムからインストール

# CentOS
sudo yum install epel-release
sudo yum upgrade
sudo yum install sqlite \
                 sqlite-devel      # 開発向けにSQLiteを使用する場合

# SUSE
sudo zypper install sqlite3 \
                    sqlite3-devel  # 開発向けにSQLiteを使用する場合

# Raspberry Pi, Mobian
sudo apt install sqlite3 \
                 sqlite3-dev       # 開発向けにSQLiteを使用する場合

# Manjaro ARM
sudo pacman -S --needed sqlite


ソースコードからインストール

SQLiteの公式Webサイトにアクセスする。
公式Webサイトにある[Source Code]のsqlite-autoconf-<バージョン>.tar.gzをダウンロードする。
ダウンロードしたファイルを解凍する。

tar xf sqlite-autoconf-<バージョン>.tar.gz
cd sqlite-autoconf-<バージョン>


ビルド向けディレクトリを作成する。

mkdir build && cd build


SQLiteをビルドおよびインストールする。

../configure --prefix=<SQLiteのインストールディレクトリ> \
             --enable-session --enable-readline --enable-editline --enable-fts3 \
             --enable-debug  # 開発向けにSQLiteを使用する場合
make -j $(nproc)
make install


~/.profileファイル等に環境変数を追記する。

vi ~/.profile


# ~/.profileファイル

export PATH="/<SQLiteのインストールディレクトリ>/bin:$PATH"
export LD_LIBRARY_PATH="/<SQLiteのインストールディレクトリ>/lib64:$LD_LIBRARY_PATH"